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ひかまめ

双子2人とも知的&自閉症+HSC娘の育児ブログ

ふたご自閉症児の運動会|順位や完成度よりも大切なことを学んだ

お久しぶりです。

ひかまめ、姉のtuki、3人の自閉症児子育て中のりぼんです。

かなり更新が滞っており、元気ですが毎日バタバタの日々を過ごしております。

 

あなたはいかがお過ごしですか。

 

先日運動会が行われました。マスクを付けたり、熱中症対策のためはずしたり、子どもたちは日常のようで慣れたものという顔をしてポケットに出し入れしていました。

 

毎年この行事が近づくと我が家の子どもたちは心がザワザワし、いつもと違う雰囲気に熱を出す子もいれば不安定で寝られない子もいます。

 

本番を無事迎えられたのですが、今年も温かい拍手をたくさんもらい、忘れられない運動会となりました。

 

4年生になったひかとまめは、徒競走で同じ特別支援級の友だちと3人で最終走者を走りました。

 

スタートの位置に立って待つってむずかしいですね。

先生に「ここだよ」と指示をうけ、ひかを待たせ、他の児童さんのところへ先生が向かかうと、その様子をみたひかは、先生について行ってしまいました。

 

フラフープのように立体になっていると、「そこで待つ」という意味がわかりやすいですが、石灰で書いた白い線は、まだまだ入りづらいんだなとその様子を見て思いました。

 

練習では、「よーいドン」の合図で勢いよく走っていたひかは、最初こそ全力で走りましたが、なんとコースの途中でまさかの座りこみ!

 

理由は友だちやまめが、先に走っていったしまい自分がおいていかれたと思ったのか、長い時間暑いなか待っていてもうイヤになったのか。

 

担任の先生が励ましてくださり、なんとか立ち上がってゴールすることができました。

 

まめは、声援にこたえながらコースを走っていましたが、担任の先生がひかのところへ向かい、どこを走ってよいのかわからなくなったのか、カーブで友だちがコースをはずれたのを見て、まめも友だちに付いていきました!

 

2人がコースアウトをすると、5~6人の先生方がかけより、誘導をしてくださり、なかなかユーモア溢れる盛大な拍手がなるなかの徒競走になりました。

 

低学年のころは、徒競走をする順番の列に並ぶことはできても、「少しずつ前につめる移動」の意味がわからず、それに場所が変わることへの変化が受け入れられず、混乱していました。

 

でも4年生になり4回目の運動会を迎え、2人とも少しずつ前につめて座り、友だちが走っている様子をみたり、自分の番が来たらコースに立つこともできたりして、成長を感じることができました。

 

自閉症児の親になった9年目、毎回こうした行事を経験し、「完成度」や「順位」よりも、「その子にとってできるようになったところ」、「受け入れられるようになったところ」に注目をすることの大切さを味わわせてくれる2人に、感謝の気持ちでいっぱいです。

 

「無事に終わりますように」と願いながら、手に汗にぎる思いで当日を迎え、終わった瞬間の安堵感ははかりしれないです!

 

 

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