【自閉症】やめられない行動 心の安定をはかるための2つの方法!
心のザワザワが、身体に症状としてでることってありますか?
ふたごの息子、ヒカとマメはうまく気持ちを言葉で表現できないため、身体のなかにザワザワ感がたまりやすいです。
今回は、マメの「やめられない行動」についてです。
やめられない行動
マメは、いつもと違うことにかなり敏感に反応をします。
たとえば、
・1週間の真ん中に祝日があり、リズムがみだれる
・とーちゃんの出勤が土日にあったのが、今週はない
・土曜日に姉の習いごとで出かけるのに今月はない
など、変化に弱いのです。
口のまわりを刺激
そんなとき、濡れふきんで口のまわりを拭かずにはいられなくなります。
いつものタオルを引き出しからだし、「ふきたいの」と言い、チョンチョンのときもあれば、ゴシゴシ拭くときもあります。
乾燥もあって、口のまわりは真っ赤で、腫れてきてしまい、皮膚科にかよって軟膏をぬっています。
対応は?
その行動をしないようにするための方法は2つあります。
1つめは、「やってはいけない」のような、「その行動をやめさせる声かけをしない」です。
余計に気にして、ひどくなると隠れてしたり、ほかのとこを傷つけたりしてしまうので、(以前、下半身をソファーにくっつけることがありました)意識をそらすことが1番の対策です。
なかなかムズカシイのですが、口のまわりをこすらないようにするために、ガーゼマスクを家のなかでもすすめてみました。
口にぴったりフィットするかんじや、感触がよかったのか、こすらずにマスクをすることで、肌を守ることができています。
2つ目は、スケジュールの見直しです。
最近、バタバタしていて、なかなかゆっくり家できる時間がとれていないと感じることってありませんか?
思いかえすと、土日に1日中出かけていたり、デイの見学や体験が続いていたりした週は、この行動が多いと気づきました。
ゆったり家で過ごせる時間を確保したり、早めにお布団にはいったりするのも大事だなと思います。
まとめ
心の不安定さが、身体にでること、大人でもありますよね。
やめられない行動が見られたときには、その行為をやめさせようとするのではなく、興味をべつのところにそらしたり、身体をまもるための方法をためしてみたりしてみました。
また、スケジュールを見直して、ゆったり過ごす時間を作ることも必要だと感じます。
案外、「それはムズカシイでしょう」とこちらが思っている方法がヒットする場合があります!
心のザワザワがなるべく少なくできるよう、安心して過ごせるよう見守っていきたいですね。