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ひかまめ

双子2人とも知的&自閉症+HSC娘の育児ブログ

兄弟育児|上の子とうまくいかない時の対処法2つ

双子自閉症児ひかまめとHSC娘tukiを育てています保育士Ribbonです。

ここでは2人以上の育児をされている方へ、上の子と下の子の育児で、下の子に手がかかり、上の子に我慢させてしまっているとお悩みではありませんか?

上のお子さんにどうやって関わると、「母と子」、そして「兄弟間」がうまくいくのかを書かせて頂きたいと思います。

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上の子優先育児

下の子が泣いている時に、上の子に先に何かを頼まれていても「ちょっと待っててね」と私は言っていましたがいかがですか?

「もういい」と上の子がすねたり「お母さん、下の子ばっかり」と怒ったりすることってありますか?

どうしたらその場をうまく過ごすことができるか、私が試してみた方法がこちらです。

1分でも良いので先に上の子の要求を聞く

上の子がお母さんに話をしたくて「お母さん」と先に呼んだ時に、後で下の子が(例えば乳児さん)泣きだしたときは、ケガなど緊急時以外は泣いていても下に待っててもらいます。その時に「お姉ちゃんのお話聞いたら抱っこするね」など下の子に伝えておくとよいかもしれません。そして、お母さんは赤ちゃんや小さい下の子のところへ行きたい気持ちはすごくわかりますが、まずは目を見て上の子の話を聞きます。その内容にもよりますが、例えば、絵本を読んでほしいなど「今それかぁ」と思うことでも、全部ではなくても「3ページ読んだら一緒に下の子のところのついてきてくれる?」と上の要求を聞いて、そしてお母さんの動く方へ上の子も連れていく声掛けをします。

 

毎回は難しくても、そういった意識をもってお母さんが接してくれるだけで、お子さんは満たされる気持ちが増えていくと思います。

後から「貸して」は下の子が待つ

兄弟で遊んでいて、今上の子が遊んでいるのに下の子が「貸して」と言い、もめごとになることありますか?

これは私の考えですが、上の子はすぐに貸さなくていいと思います。後出しジャンケンが勝つルールはおかしいと思うからです。

お母さん側としては、「貸してあげてよー泣くとまた面倒だから」という気持ちは痛い程わかります。その方が下の子は満足してその場が丸く収まるからです。

でも、上の子の気持ちは、今使っていたおもちゃを取られてしまい、お母さんに貸すよう言われてしまい、目の前にはにっこり顔の下の子。

不満でしかありませんね。

ここで私は「今、お姉ちゃんが使っているから終わったら貸してもらおうね。それまで違うおもちゃで遊ぼうね」と下の子に言います。最初は難しいですが、この言葉を習慣づけると外でも使えるのでとても役立ちます。

「終わったら貸してね」

ここで下が怒っても泣いてもそこは下の子の学習時間と捉えます。幼稚園保育園に行っても、こういった場面に合うことがあると思うので、ご家庭で習慣がついていると、おもちゃの貸し借りがスムーズにいくと思うので、先に使っている子が終わるのを待つ姿勢はとても大事だと思います。

 

話しを兄弟に戻し、その時の上の子の気持ち次第ですが、その様子を見て、「あっお母さん、私の気持ちを優先してくれた、まぁ貸してあげてもいいかな!」と思えたらきっと貸してくれることがあると思います。(園ではここは成功体験が積める確率は50パーセントあったらいいなくらいです)

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下の子に優しくしてくれる姉♡

 上の子味方作戦

日々の積み重ねで、上の子をこちら側の協力者として味方につけると、下の子のお世話を頼んでも前向きに動いてくれたり、率先して手伝いをしてくれたり、母にとっても良い効果がでてきます。

実際、うちは姉と双子なので、どうしても母1人で手が回らないことが多々あります。

例えば、朝の支度で、双子1人を洗面所で歯磨き、洗面など私が見ていて、もう1人がパジャマから服に着替える場面で、お姉ちゃんにお願いすると着替えの子を見ててくれます。私がリビングに戻ったときにはすっかり着替え思った子が!「ありがとう、お姉ちゃんがいてくれて本当にうれしい!」の言葉で感謝を伝えています。

自閉症児を姉と育児

双子自閉症児ひかまめは混乱することが多々あり、1人がもう1人につられてなんてことは日常茶飯事です。お互いの頭や顔を叩いたりすることがあるので、私が間に入りますが、小2で力も強くなり、てんやわんやの時があります。その状況を見て、お姉ちゃんの方から「ひか君おいで」と1人を対応してくれることがあります。

私は、文字に起こすと落ち着くまめに、紙に気持ちを書いてヒートアップしすぎた頭の中を整理することができ、姉は、口頭で気持ちを代弁すると落ち着くひかに優しく抱きしめながら話しかけてくれ、こういう時も本当に助かります。

 

毎日こんな生活を送っている私です。ぜひご一読ください。

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まとめ

母も子も人間なので、全て順調にうまくいく日ばかりではありません。姉も疲れやイライラで、子ども3人がくしゃくしゃになる日ももちろんあります。

そうなるといいなという意識が大切だと思います。

「お姉ちゃんだから」と上に待っていてもらう育児方法もあると思いますが、私は上の子味方作戦にし、1人でも協力者がいてほしいという思いから、お姉ちゃんと育児をしていくスタイルでやっています。

ぜひ「上の子優先育児」試してみて下さいね!