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ひかまめ

双子2人とも知的&自閉症+HSC娘の育児ブログ

【HSC】不登校にならないための不安軽減対応ブログ

物事に対してかなり敏感で感情の反応が強く、すぐに「怖い」と言ったり「音」に対しての過敏さが強かったりする長女tuki9歳小4のことです。学校に恐怖を感じ、毎晩登校をしぶる言葉を言い、涙が溢れ、「そんな様子うちもあるな」と同じ思いをされている親御さんと、お子さんが安心して過ごせる方法を共感できたらと思います。タオルとイヤーマフを使って音の恐怖から少しでも安心に変わるお手伝いができたらと思います。

安心できるタオルを使って

避難訓練はタオルで乗り切ろう

何が怖いかというと、もちろんあのピりついた恐ろしい雰囲気もそうですが、地震訓練の時の放送で流れる「ガタガタガタ」という音だそうです。

少しでも軽減するために、フェイスタオルで両耳押さえられるように2枚持って行きました。頭部保護にも、火災時の口を覆うこともでき、不審者から身を隠す時の役目もしてくれます。このタオルがあることによって、音の音量も押さえられますし、心の安心にもつながり、本当はとっても怖くて参加したくないけれど、少しだけやってみようかなと思えるアイテムになったらと思います。

 母の手と心臓の音で安心感を得る

4年生になった今現在も、夜寝る前の消灯後、行事前などは特にそうですが、毎晩「怖いこと考えちゃった」と私と両手をつなぎ、「心臓の音が聞きたい」と胸に耳をあてにきます。いつもこの流れですが、ほぼ毎日「学校に行きたくない」と言います。

きっと学校で色々なことがあって、たくさんの刺激を受けて、tukiにはそれが強すぎたものもあれば、1日のどこかを切り取って思い出し、そこがいつも恐怖ポイントにたどりついてしまうために、「怖い」がでてくるのかなと思い、「4年生だから」「もう高学年だし」ではなく、吐き出す場を失わないためにも毎日付き合うようにしています。

そして、毎日の登校は双子自閉症児の弟と一緒に母が付き添い4人で玄関を出ています。

 

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不安でいっぱいの時期に描いた「お山がゆうやけ」絵:tuki

イヤーマフで不安軽減

飛行機の音

家の上空を飛行機、特に自衛隊の航空機が通るときはもう恐怖でいっぱいになり、窓から外を見て本当に飛行機の音なのか見て確認したり、手で耳をふさいだりして、自分を落ち着かせようとしています。

飛行機が怖くなった原因は、国語の授業で戦争の話を勉強し、戦闘機から爆弾が落ちてくる様子が目に焼き付き、「爆弾落ちてこない?」とよく聞くようになりました。

上空を飛んでいる飛行機をネットで調べて旅客機だから人をのせていることや、日本の平和が守られている憲法の話をして、その恐怖の根本の話もしています

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旅客機は安心安全な乗り物

風で揺れる電線の音

風が強く、薄暗い天気の日は登校をしぶるときがあります。

「ヒュゥー」や「ゴォー」という高い低い関係なく胸がざわつくようで、とにかく「音が怖くて外に出られない」と言います。

そこでこの怖い音から解放されるためのアイテムが、自閉症児ひかまめが使っているイヤーマフです。私も装着してみましたが、完全に音が聞こえなくなるわけではなく、ぼんやり聞こえ、tukiは少し安心するようで、耐えられないときは自分で装着してやりすごしています。写真はまめですが、こんなかんじで付けています。

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外の刺激をカット、落ち着くアイテム

こちらは子ども用のイヤーマフです。1歳くらいのお子様から使用でき、大音量や騒音から守ってくれます。21デシベルの音を軽減できます。

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騒音の大きさ



こちらは高い耐久性で繰り返し使っても丈夫なので、混乱して投げても心配ないです!
36デシベルの音を軽減できます。肌に優しいヘッドバンドもうれしいです。

まとめ

HSCは過敏さがあるが故に、勉強や遊びなど生活に支障をきたすことがあるので、その子のペースを大切にし、自分の存在意義をしっかり肯定できることが最も大切です。
「怖さ」や「しんどさ」などは目には見えないので、自分のものさしで測りその言葉にたどり着いて発している子どもの気持ちを真っすぐに受け止め、前を向けるよう手助けができるようにタオルやイヤーマフを使って安心して生活ができると良いですね。