【自閉症児】母が登下校に付き添うメリットとデメリットについて
地域の小学校、特別支援級に通う小2双子自閉症児ひかまめ母です。
毎日登下校に付き添い2年目になります。暑い日も雪の降る日も一緒に手をつなぎ、片道30分の道のりを歩いています。
ここでは、ひかまめが混乱した時や、安全確保のために、母が付き添うことによるメリットとデメリットについて書かせて頂きます。
なぜ付き添いが必要なのか?
歩行は問題なく、自分の足でしっかりと歩け、ランドセルも背負い、手荷物は肘にかけて持てる2人ですが、
・車が来ないか左右確認が難しい
・道はわかっているが気分が乗らないと立ち止まったり逆方向に走りだすことがある
・こだわりによる混乱が起きた時の対処する人が必要
・信号ありとなしの交差点があり、交通指導員さんがいるが、車見たさに立ち止まることがある
毎朝同じ時間に同じ道を通るため、この時間にはパン屋さんのトラックが見られる、この時間には、ダンプカーが来るということを熟知しており、しかし交通渋滞や何らかの要因で来ないこともあり、そうするとその場でジャンプと大声で叫ぶ混乱が始まるので、起こった時の手助けのためにも付き添っています。
混乱時の対処法記事です。
母が付き添うメリット
混乱が起きた時にすぐにその状況に合わせた対応ができる点だと思います。
例えば、先ほどのパン屋さんのトラックやダンプカーが見くて混乱したときは、紙にその気持ちを書いて「見える化」し、頭の中を整理してあげることで、少しずつ落ち着いてくることがあります。
また、傘がうまくさせずイライラしてしまい、怒って傘を投げようとしたときには、「怒れちゃたね」と代弁しながら傘を閉じて、私と一緒に入り、落ち着くまで様子を見ることができます。
すぐそばにいるからいつでも手助けができ、こんなことに今困っているということもよくわかるので、そのための対処が考えられます。
また、周りの友達に「どうしてひかまめ君しゃべらないの?」と聞かれた時や、混乱した原因を聞かれたときに、すぐ返答ができ、周りの子たちへの説明係としても付き添うメリットかなと思います。
突然ですが登下校付き添い中、「これがあってよかった物」を紹介させてください。
ランドセルに常時入れておく「折り畳み傘」
こちらはとても軽く、まだ自分で開閉は難しいですが、突然の雨に降られることが何回かあり、そんな時にとっても役立っているのでぜひおすすめです。
こちらはお母さん用です。コンパクトで場所をとらず、日傘にもなりおすすめです!
母が付き添うデメリット
母がいるからこそ出てくる混乱があると思います。いなければ我慢したり、自分の中で何とか消化しようと考えたりできるところを、私がいるから甘えも出て存分に混乱できる状況にしているところがあると感じることがあります。
徒歩付き添い2年目になり、だいぶ2人とも穏やかに歩けるようになりましたが、距離や交通量の多い通学路を考えると、まだ必要かなとは思いますが、もっと子どもたちの力を信じても良いにかなとも思い始めています。
それに、「学校にはおかあさんと一緒に行くものだ」と認識している点を今後それを必要に応じて変えていくときにどう対応していこうかという点が課題になってくるかなと思います。
福祉サービスは利用できる?
私の体調が悪い時や、今後自分たちで登下校できる手助けをしてもらえる場があるか利用できる福祉サービスを調べ、そこで見つけたファミリーサポートに問い合わせてみました。
ファミリーサポートとは
・「依頼会員」育児を手伝ってほしい方
・「提供会員」育児を手伝いたい方
が参加し、地域で子育てを支え合っていくサービスです。
登下校の付き添いをお願いすることは可能だそうですが、家の近くにそして朝7:15に自宅に来てほしいという要望に応えてくれる提供会員さんがいらっしゃらないとのことで、見つかるまで保留になっています。
まとめ
親がそばにいるから安全面など守れ、混乱時の対応もすぐにできるメリットと、親がそばにいるからこその甘えや出さてしまえる感情がありますね。夫が休みの日は付き添いを変わってもらい、お母さんじゃないとという部分をたまにはこういう日もあると思え、付いていく距離を徐々に縮めていく方法も良いかなと思い、今後取り入れていきたいなと思っています。付き添いをされている方、これからする予定の方、熱中症対策を十分して自分が倒れないように気を付けてましょうね!