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ひかまめ

双子2人とも知的&自閉症+HSC娘の育児ブログ

ハロウィンが怖い|HSC娘の「怖さ」への寄り添い方について

ひか・まめ双子自閉症児と、娘tukiの母で保育士のRibbonです。

あなたはハロウィンがお好きですか?

クリスマスやバレンタインのように近年では盛り上がっているハロウィン。今年はコロナの影響で、イベントなどが縮小されているところがほとんどですが、その雰囲気を味わえる装飾などが、お店や街でみられますね。 f:id:chocotocoffee25:20201024143057j:plain ハロウィンの装飾や、雰囲気が怖くて、毎年この時期に膀胱炎など体調不良になる娘を見て、子どもが苦手だと思うイベント時期をどう乗り切るか、「怖さ」の度合いについても考えました。

ハロウィンとは

ハロウィンとは、古代ケルト民族のドゥルイド教で行われていたサウィン祭が起源といわれています。古代ケルトでは、11月1日が新年とされ、大晦日にあたる10月31日の夜に先祖の霊が家族に会いに戻ってくると信じられていました。しかし、悪霊も一緒にやって来て、作物に悪い影響を与えたり、子どもをさらったり、現世の人間たちに悪いことをするといわれていました。そこで人々は悪霊を驚かせて追い払うことを思いつき、仮面をかぶったり、仮装をしたり、魔除けの焚き火を行ったといわれます。 やがて、キリスト教圏へ広がりましたが、最近では宗教的な意味合いが薄れて大人と子どもが仮装をして楽しめるイベントになっています。

参照起源や由来、仮装の意味は?ハロウィンの疑問まとめ

このことを、ハロウィンを怖がる娘に、「人が作った大事な野菜や大事な人を悪い霊から守るために、仮装して霊を驚かせちゃおうっていうことが始まりで、今は、大人も子どももいつもと違う格好をして楽しむイベントにもなっているね。でもやりたい人が参加するものだから、やらない人もいていいんだよ」と伝え、ハロウィンというものを知り、みんなが楽しむイベントの1つだということを伝えました。

今年はこんな仮装が人気だそうです。

なぜハロウィンが怖い?

HSCのtukiは、怖いものや大きな音がかなり苦手です。

www.hikamame.com

みんなが集まるイベントや、映画館なども行くことが難しく、運動会のピストルが怖くて走れない時もあります。 そんな娘は、ハロウィンの装飾から、何かその背景にイメージを膨らませ、夜、おばけやジャックオーランタンが家に来るのでは、お菓子をあげてもいたずらされたら(この想像はちょっとクスっと笑えますが本人は真剣です)と想像を巡らせて、ここ最近寝つきに1時間以上かかっています。布団を頭までかぶり汗をかきながら寝ていくときもあり、毎年10月は恐怖で仕方ないようです。それに、かなり体に力が入り、緊張状態が続くため、以前からなりやすい膀胱炎にもなり、苦い薬を飲んで治療しています。

上手に過ごすためには

家ではもちろんハロウィンの話は本人が何か聞いてきたときのみして、装飾もパーティーなどはしません。 しかし、出かけ先には色々な目に入る怖いものがたくさんで、tukiは自分から、「ハロウィンの時期は、100均とかショッピングモールには行かない、友達の話も聞くけど、私はパーティーに参加が難しいことを伝える」と言っていました。 それは良い考えだと共感し、私は逃げだとは捉えず、自分の回避方法を知ることはこれからも大切なことだと思うので、必要なものは私が買いに行けますし、そんなに長い時期でもなく、またネットショッピングでもお買い物はできますもんね。

まとめ

私もハロウィンが苦手な1人なので、tukiの気持ちはよくわかります。怖いものの、尺度はその人が決めるので、「そんなことで」「大丈夫」ではなく、本人の意見を共感し、安心できる過ごし方を最優先し、ましてや絶対参加のイベントではないので、ハロウィンもそうですが、人に誘われたから、みんながやっているからではなく、体調を崩してはいけないので、自分で選択をして、参加するかどうかを決めて行けたら良いのかなと思いました。