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ひかまめ

双子2人とも知的&自閉症+HSC娘の育児ブログ

【発達障害】「いろんな子がいていい」と思える世の中になりますように

双子自閉症児ひか・まめの母で保育士のRibbonです。

 

お子さんが特性をお持ちのお母さん、お子さんのお友達や近所の子から、特性について、どう答えたら良いのか迷うような質問を受けたことありますか?

 

母親の私が、登下校の付き添いを始めたばかりのひか・まめが小1の頃、集団登校を共にする周りの子どもたちから受けた質問や疑問に対する答え方と、子どもたちの間で「いろんな子がいていい」と思ってもらえたらと思います。

 

「何で?」の答え方

疑問に思ったことを聞いてくれる時はチャンスだと思い、どんどん聞いてほしいと思っています。周りのお子さんへの説明役としても、付き添いをしてよかったと思うメリットだなと思っています。例えばこんな質問がありました。

 母親と登校?

ひか・まめは、片道30分間の登下校時、私と手を繋いで歩いています。

不安だからという理由と、いつも歩く時は手を繋いでいるので、それが当たり前になっているからです。

もちろん、周りのお子さんは、お家でいってきますをして、親御さんなしで登校しています。

 

そこで、周りのお子さんに、

「何でいつもお母さんが付いてきてるの?」と聞かれた時に、

~できないからという言い方ではなく、

「お母さんと手を繋いで歩くと、安心して登校できるからだよ」と答えています。

話せる?話せない?

また、

「どうしてしゃべれないの?」と聞かれたこともあります。

 

ここでも、「障がいがあるから」という答えも合っていますが、

「今ね、言葉の練習なんだよ。みんなのお話をたくさん聞いて覚えている途中なんだ」と答えました。

混乱ってなんでなるの?

一番多い質問が

「何でわ~ってなってジャンプして泣いてるの?」

と1~2年生の子に聞かれました。

 

「頭の中にね、毛糸みたいな線が合って、それが、からまっちゃうとごちゃごちゃになって、どうしていいかわかなくなるからそうなるの。

でも、ゆっくり小さい声で〇〇がしたかったんだねっておんなじ気持ちになると落ち着くんだよ」

と答えました。

 

特別でも何でもない

障がい児の親として、自分の子どものことをもっと知ってほしいという気持ちはあり、周りの子に大事にしてもらえたらという思いも込めて伝えていますが、障がいがあろうがなかろうが、子どもたちに、私は色んな子がいていいと思ってほしいです。

 

足が速い子、そうでない子がいるのと同じように、発達障害のお子さんも、様々な困難をぞれぞれ抱えていますが、誰しも困難はあると思いますし、それを周りがこの子はこういうところがあるよね、こうなったときは~すると落ち着くんだよねと、わかってもらえていたら、その困難は軽減することができると思います。

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周りの子たちへの伝えかた

「~をすると〇〇ができるよ」、「~したら△△がわかるよ」など、肯定的な返答をする理由は、否定的な例えば、「まだしゃべれないんだよね」「字は書けないし、文字も読めないよ」など、障がいがある子たちは、「~が私たちよりできない子なんだ」と先入観なく接することができたらなと思い、どうすればそれができるようになるのかを伝えるようにしています。

 

否定的なことを言われたら、言われた本人たちが傷つきますし、尊厳を守ることも重要だなと思っています。

まとめ

周りが知っていてくれること

 これが目標であり、発達障がいのお子さんにとって何より過ごしやすく、居心地の良い場になるのかなと思います。

 

「何あの子?」と言う目は、その子のことを知らないから生まれるのであって、知っていると、知らない子に、知っているが説明してくれた例があります。

 

良い伝言ゲームになってくれることを願い、障がい児を特別扱いしてほしいのではなく、どの子にも、その子のこんなところが良くて、こんなところが苦手だから、こうしたらできるようになるよねとみんなが知っていてくれたらと強く思います。

 

これが、定型発達のお子さんにとっても、発達障害があるお子さんにとっても、何より大事なことだと思います。

 

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