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ひかまめ

双子2人とも知的&自閉症+HSC娘の育児ブログ

【ワンオペ育児】「もう無理」と言えずひたすらこなしていた日々

双子自閉症児ひかまめと姉tukiの母Ribbonです。

今から7年前、2歳tukiと0歳双子ひかまめを毎日ほぼ1人で子育てしていた時の話です。夜勤で日中不在の旦那に、「無理するなよ」と言われていた当時、何を無理をしていて、どこまでが自分の限界なのか、そもそも「無理をする」という言葉がよぎる暇もないくらい毎日育児に追われていました。

3人をのせた車のルームミラーの自分の顔を見て「メイクし忘れた!」なんてことがよくあり、日々奮闘していた、いわゆる「ワンオペ育児」をしていた私、そして今現在、日々子育て奮闘中のお母さんに伝えたいメッセージです。

2歳児と0歳双子の子育て

3人を連れて外遊び・室内遊び

動きたいさかりの上の子と双子を連れて、毎日午前中公園に行き、眠くて泣く双子ベビーカーを押しながら「待て待てー」と遊んでいました。

長女tuki1人を育てていた時は、一緒にブランコに乗り、青空を眺めながら「おそらきれいだね~」とゆったりとした時間も過ごせていました。

双子が産まれ、2人育児を飛び越して急に3人育児になり、空を見上げる余裕は全くありませんでした。雨の日には子育て支援センターに行き、双子1人をエルゴでおんぶして、もう1人を抱っこして、姉tukiと手をつなぎ、大量の荷物を持って部屋に入った時は、ママさんたちから2度見もしくは3度見もあったことを鮮明に覚えています。

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1人育児から3人育児へ

昼寝の寝かしつけは車で

私1人で3人を、しかも赤ちゃんが2人いて、まだ添い寝では寝られないため考案した策が、「寝かしつけの旅in car」と名づけ、部屋にお布団を敷いて3人をチャイルドシートに乗せ、片側1車線の信号のない道をひたすら時速40キロで毎日走っていました。2人目が寝たあたりで折り返すとちょうど3人とも熟睡します。

家に帰り、子どもたちを1人ずつ、そっとそっと抱っこして布団までの着地を繰り返すこと3回。ようやくお昼寝中の自分時間が確保できます。

1人でも起きてしまうと午後も休憩なしのフル稼働になりますので、この着地成功が大きな鍵となり、何度か失敗を重ねるうちに気づいたことがあります。

「焦らない」ことです。ここで焦るといつもと振動が違うのか、その焦りが伝わるのか起きることがあり、敏感な子ほど気を付けたい点でした。

3人が同時に寝てくれた日は、音を極力出さずにコーヒーを飲むために、ティファールをキッチンから離れた洗面所に持って行き、沸騰した後のあの「カチッ」の音で起きてしまわないように、かなり神経を使ってたんぽぽコーヒーを飲んでいました。

今でもあの寝かしつけ道を通ると7年前のことを思い出し、何だか自然と泣きそうになります。

双子とスーパーで買い物をするときは

スーパーの買い物では、双子用のベビーカーでは幅を取りすぎて細い通路が通りにくく、買い物かごも入れられないため、お店でカートを借りていました。

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このように押すと押しやすい

このカートを2台押すときのコツがあり、右手で前の子のカートを、左手で後ろの子のカートを押します。

こうすることにより、手首を痛めずカーブも多少曲がりやすくなります。

私が商品を選んでいる時に、後ろの子におばあちゃんが話しかけてくれているなんてこともあり、話し相手がいなかった当時は、そんな場面もうれしく、おばあちゃんとの少しの会話も本当に心温まる良い時間だったなと思います。

双子の授乳

母乳とミルク混合で双子は育てており、最初は3時間ごとにそれぞれ交代していましたがどっちに何を飲ませたのかわからなくなり、日ごとで交代することにしました。

今日は長男が母乳の日、次男はミルクの日、明日はその逆にするとわかりやすいですし、両方にどちらも飲ませられると思い実践していました。

しかし後半は、母乳派のひかとミルク派のまめと、本人たちの好みが分かれましたので、それからは2人に合わせて授乳していました。

2歳と双子0歳のお風呂

とにかく事前準備が重要で、脱衣所に大きいバスタオル2枚を敷き、それぞれに頭拭きのフェイスタオルを敷く。すぐ隣りに肌着を開いた状態で置いて起きその上にオムツも開いて置いておくと、タオルで拭いた赤ちゃんをすぐにオムツや肌着を履かせて着せることができます。

お風呂用の椅子も2つ揃えました。7年前、こちらを使ってお風呂に入れていました。リクライニングするので長く使え、2つだと場所をとっていましたが、折りたたんで収納できるので、すごく便利でした。座面が硬いと嫌がり泣きだしてしまうものがありましたが、こちらは機嫌良くいてくれて助かりました。

閉鎖的な気持ちになる夜、心身共に疲労が増す夜

日中は明るいし気分的にも、忙しくても塞ぐことはありませんが、夜はこたえました。

おなかすいたと泣く双子に、その泣き声で起きてしまう姉。

1人におっぱいをあげながら1人にミルクをあげ、姉をトントンしますが抱っこをしてほしくて泣きながらしがみつき、双子に授乳もままならず、私の手は足りませんでした。

狭い部屋に響きわたる小さな3人の大きな泣き声に、我慢していた糸がプツンと切れ、私も大号泣しました。この日1日だけと決め、存分に泣いたことを覚えています。

 夜泣きにお悩みの方、こちらに日中の過ごし方や、夜寝るようになった時期などが書いてあります。

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ファミリーサポート

お母さんの疲労が蓄積され壊れないためにも頼れるところが必要だと思います。こんなサイトもありますのでよかったら見てみて下さいね。きっと力になって下さる人がいると思います。

自治体によって名称が異なるかもしれませんが、「子育て援助活動支援事業」というものがあります。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/ikuji-kaigo01/

ファミリーサポートの支援内容の例です。

・保育園等の送迎 ・保育園開始前、終了後、親の病気、冠婚葬祭の時など、子どもを預かる

・病児、病児後や、早朝、夜間時に対応できるケースもある

こんなサービスがあると知っていたら、もっと自分を楽にさせてあげることができたのかもしれません。

お互いに頑張りすぎず、頼れるところには頼っていきましょうね。

まとめ

私は負けず嫌いで意地っ張りのため、「無理」とも言えず、泣くこともしてはいけないと思い込んでいました。子どもを育てていく上でお母さんは、「泣いてはいけない」「泣いたら負け」そんなこと 誰も言っていないし、決まってもいないのに、「強くいなくては」「私ががんばらなくては」と自分に試練を課し、修行のような子育てをしていました。子育ては、試練でもがんばらなくてはいけないものでもなく、大変な時は頼れる人に助けを求め、泣きたいときはお母さんも泣いていいと、当時の自分に言ってあげたいです。そして7年後にはこのような生活になっています。

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 読んでくださりありがとうございます。今日が1番小さい我が子、明日にはまた少し大きくなっており、今しか味わえないかわいさを存分に味わっておきたいですね。