発達障害児の子育てブログ|パニックにならないための事前準備が9割
ひか・まめ双子自閉症児と、娘tukiの母で保育士のRibbonです。
発達障害の勉強をしている中で、「事前準備をすること」の大切さを体感したことを書かせて頂きます。
伝えるということ
先日、娘の薬を受け取りに調剤薬局に行く用事があり、午後4時頃、いつも出掛けない時間に、「今から行けたら明日の仕事後助かるな」と気軽な気持ちで、ひかとまめもよく行く薬局に車で出かけました。
出かける前に、「今から〇〇薬局に行くよ~」と声をかけ、車に乗ることが大好きなひかとまめはスムーズに乗ってくれました。
ところが、到着するとひかが「いやのー」と怒り、全く降りようとせず、怒りがどんどん増していき、ジュニアシートや、ブランケットを投げて怒りを表しました。
しばらく投げ放題をしたあと、落ち着き、娘が「行くよ」と声をかけ、まだ怒りをひきずりながら姉に手をひかれ店内へ。
処方箋受付前に到着する頃には、気持ちを切り替え、手を放して自分で歩いて付いてきてくれました。
憶測で判断したことを反省
いつもよく行っている場所だし、車に乗ることも好きだし、それに、少し室内ばかりに飽きてきて、外の空気を吸った方が、その後が穏やかに過ごせるのではと思い、この計画を実行しました。(自分の都合もありますが)
初めて行くところなら、写真を見せて、➀~順番に行動の手順書を作って見せてから行きますが、私の軽率な判断によって、大混乱を招きました。
「約束をする」という準備
ここで私がやらなければいけなかったことが、どこへ行くかは伝えましたが、そこで何をするのか、いつ家に帰るのかを伝えていなかったことが反省点です。
発達障害をもつ子は、
・「ま、いっか」と流せることが難しい
・あまりみんなが気にならないことが気になる
ことがあります。
そのため、ちょっとコンビニのATMに寄りたいなや、ちょっと今日はこっちの道から帰ろうかなどがすごく難しい場合があります。
そのため私はホワイトボードに行先を書いて、これを持って車に乗るようにしています。
また、いつそこへ出発するのかが目に見えてわかりやすいように「ねずみタイマー」というアプリを使って提示しています。
まとめ
「このくらいのお出かけならパパっと行って帰ってこれるだろう」ではなく、わかりやすい伝わりやすい方法で、事前に準備をすることによって、自分がどう動いたら良いのかが明確になり、混乱せずに過ごすことができるので、特にいつもと違うことには注意を払わなければと思います。
準備をすることの大切さや、その時の状態に合った準備ができているかについても、日々試行錯誤しているところです。
対、人なので、一概にこれをしたら絶対大丈夫なんてことはなく、子どもなら尚更、その日の体調や機嫌にも左右されやすいので、その部分も視野に入れたいですね。
「長い目でみる」これを肝に銘じて、日々向き合っていきたいと思います。