【授業参観】家と学校との様子の違いに驚愕!成長を感じた10分間
先日、子どもたちの学校で授業参観がありました。
昨年はコロナの関係で、一度も参観日がなく、学校での様子をみることができませんでした。
ひかとまめ(自閉症児)の話です。
一年ぶりに学校で過ごしている様子を見ることができ、家庭と外の姿の違いを以前に増して感じました。
家では甘えっこ全開!
2人とも甘えたくて仕方がなく、それぞれの伝え方で私に抱っこやハグを求めてきます。
そんなときは、家事の手をとめて、子どもたちが安心するよう心音を聞かせたり、逆に私が聞かせてもらうように子どもの胸に耳を当てると、すごく安心するようです。
学校での参観の様子を見て
新学期が始まり、クラスのメンバーが増えたり、担任の先生が変わったりして、緊張をしているのかなと思い、教室をのぞいてみました。
心地の良い声かけタイミング
長男ひかのクラスは担任の先生と1対1です。
2クラスある支援級で、一緒に活動をすることが多いですが、国語や算数など、じっくりゆっくり取り組む教科では、自分のクラスで先生と2人で過ごしています。
ひかは、言葉がうまく出ず、カッとなると手や足が相変わらず出ていますが、参観中少し乱れはあったものの、コントロールすることができていました。
自分の席に座って、プリントをじっと見たり、先生の顔を見てこれでいいかな?のような顔をしたりしていました。
何より、先生の指示で、お道具箱に色鉛筆を片づけたり、筆箱を机の中から出したりすることができており、言葉による指示が以前よりも入るようになっていると感じました。
・外を見て気持ちを落ち着かせる
・音が聞こえると手を止める
ひかは、そうして自分を調整しているところがあります。
先生は、早くやらせようとせず、「本人がやろうとするタイミング」をしっかり見てくださっており、安定して学校に足を運べている理由がよくわかりました。
受け入れ幅が増えている?!
次男まめは、家で宿題などをしていて、「ここもあるよ!」と書き忘れ箇所を私が指摘すると、怒って自分の頭を叩いたり、私を叩く真似のようなことをします。
しかし、参観中、りんごのイラストを色鉛筆で塗っており、塗り終わったと思ったようで、赤い色鉛筆をケースに戻そうとしました。
すると、先生に「まだここに白いところあるよ!」と言われ、「あっそっか!」のようにまた塗ろうとする気持ちに戻して、一生懸命取り組んでいました。
目の前の光景が信じられず、1人目を見開いていた私です。
・人から言われた言葉を受け入れられる量が増えた
・怒ることなく次の行動に移すことができる
時間制限のあるコロナ渦の参観で、たった10分間でしたが、2人の成長を見られたことに、感動すらおぼえました。
まとめ
家では甘えて怒ることも、学校ではスイッチを入れて自分の力を発揮できているようで、安心しました。
コロナ渦での短時間参観でしたが、「まさか、そんなことまで!」と家とのギャップに驚くと同時に、今日も帰ってきたら、存分に甘えさせてあげようと思いました。
自分の心の余裕作りをしなくては…