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ひかまめ

双子2人とも知的&自閉症+HSC娘の育児ブログ

【運動会】「できた!」を実感できるためには?それぞれのゴールテープの切り方

運動会の時期になりましたね。

いろいろな行事が制限の中で行われたり、延期や中止になったりしていますね。

 

感染対策を親も子どもも学校も、全員がした上で、運動会が行われました。

 

「見せる」ための運動会ではなく、「僕はできたぞ!」と本人が達成感を味わえる運動会だったと思います。

 

子どもたちのための運動会

1つ1つのどの行事もそうですが、子どもたちが「こんなことができるようになった」と、普段の生活の積み重ねを、発表する場であるものの1つが運動会だと私は思います。
www.hikamame.com

 

「できた!」という達成感を味わう

双子次男まめは、「うんどうかい、はしろうね、たまいれしようね!YMCAおどろうね!」とはりきって前日まで、去年の種目、過去にやった演目について話していました。

 

当日、頭の中と現実が違うことに混乱するかなと思いきや、しっかり自分の学年で、自分の種目、出番に出場することができました。

 

何より、笑顔で、とても楽しそうに競技をしている姿に心を打たれ、涙が出そうになりました。

 

徒競走で、先生の手をかりず自分で走りきり、ゴールテープをまたごうとしているまめ。

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このあと、ゴールテープをもっていた先生が、テープの位置を低くして下さり、無事またいでゴールすることができました。

 

ゴールテープの切り方は1つではなく、また、まめがまたごうとしたことに気づいて、またぎやすくしてくださった先生に感謝しています。

 

会場は、笑いと拍手でいっぱいになり、まめは得意な表情で1位の旗の列に並びにいきました。

本番で見せた実力発揮

長男ひかは、「運動会とは」「徒競走とは」の意味を経験をするうちに理解してきているように見えます。

しかし、「全力で走るということ」、「1位を目指すこと」がわかるまでには時間がかかりそうです。

 

それよりも、ひかにとっての自分自身の目標達成が何より大事かなと思います。

・カーブを走れるようになる

・「よーいドン」の合図で出発できる

 

運動会当日の連絡帳に、「もしそのときの機嫌や心の状態で参加が難しくても、『見る』ことも参加の1つだと思うので、できる範囲でお願いします」

と書かせてもらいました。

すぐ予防線をはってしまう私の癖です。

そんな心配は全く無用でした。

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スタート位置に立ち、よーいドンの合図で先生と走りだし、トラック半周を無事走りきることができました。

まとめ

1つ1つの行事を経て、「自分はこんなことができるようになった」と達成感を感じられるようになるためには、このことに尽きるのかなと思います。

 

その子らしさを尊重する

 

まめがゴールテープをまたいだり、ひかが先生と手をつないでゴールをしたり、障がいの有無も関係なく、それぞれのゴールテープの切り方があって良いなと思います。

 

運動会に限らず、どんなときも自分らしく、少しずつできることが増えていけたらと、子どもたちの姿を見て思いました。