怒りのコントロールができない人|悪い感情に反応しない選択
双子自閉症ひかまめと姉tukiの母Ribbonです。 他人に対して「早くしてくれないかな~」とイライラすることや、「もう!」と怒りをおぼえることってありますか?
他人に対しての怒りを抱いたとき、どう対処していけば良いのか、経験談を書かせて頂きました。
事件はスーパー入り口で
先日、本当にショックな出来事がありました。 その日は土曜日、ワンオペ育児中の私は、長女tukiのお友達が遊びにきており、雨で公園など行けないし、スーパーで買い物の用事があったため、お友達と、tuki、ひか、まめ、4人の子どもたちを乗せて車で買い物へ行きました。
朝から長男ひかのご機嫌が悪く、お気に入りおもちゃや安心グッズを持ってスーパーへ。 雨で車から傘をさしながら出てくるのも、駐車場からお店まで4人を誘導するのも必死で、なんとかぐずぐずのひかもお店の入り口まで辿り着けました。
その時、ひかが突然下を向いたまま走りだしたのです。 びっくりして止めようとしたら、ひかの目の前にヒールを履いてシャネルのカバンを持ったおばさんが立っていて、ぶつかりそうになりました。幸い当たってはいません。 わたしはすぐに「すみません、本当にごめんなさい」と謝りました。
そしたらそのおばちゃんは、ものすごい怪訝そうな顔そして、自分の服をほこりでも着いたかのように払って何も言わず歩いていったのです。
その様子は、tukiもお友達も見ていました。
そばで見ていた優しそうなおばあちゃんが「元気だもんね、男の子は走らなね!」と声をかけてくれました。
今起こった事実にすごく悲しくなりまり、おばあちゃんの優しさが身に沁みり、涙をこらえ、子どもたちとひきつる顔を無理やり笑って買い物をしました。
色々な人がいると割り切る
この経験を通して、世の中には怒りの表現が幼稚な人がいるということを知りました。 このことについて、志田恵(しだめぐみ) (id:Megumi_Shida) さんのこちらの記事がとても心に響きました。
『他人の怒りなどの悪い感情に反応しない』という一文です。
本当にその通りだなと思うと同時に、その瞬間は、ショックや、tukiとお友達、ひかまめに大人の嫌なところを見せてしまい、スーパーへ連れてきた後悔、色々なことを思いましたが、この記事を読ませてもらってから、反応しない選択を自分でしていかなくてはと思いました。 他人の怒りに振り回されている時間がもったいないですね。 本当に傷ついたこんなこともありました。
私は本が大好きです。自閉症児育児でしんどい時に読むと落ち着く本や、私なんてつらいと言ったらおこがましいという程、育児に奮闘されている方の著書を読むと、「よし!」と気合が入ります。
杉浦美雪さんの「自閉症児の育て方」には、ご自身のお子さんが知的障がいを伴う自閉症で、誕生から様々な葛藤が書かれており、最後には「自閉症児のままで幸せな人生を」の章は毎回泣いてしまいます。 私も双子の自閉症児ひかまめに、同じ思いでいるからです。
まとめ
傷つくときはその感情に蓋をしなくても良いと思うので、「あ~嫌だったな」「こんなこと言われて(されて)本当に傷ついた」と誰かに聞いてもらったり、日記に書いたりして吐き出し、そのあと、その出来事をどう処理していくかだと思います。
私は自分の気持ちに正直に向き合い、その後は、頭から削除して、もっと有意義な、幸福ゾーンを作っていく意識をしていきたいと思います。 もし、あなたも傷ついた忘れられないことがあったら、他人の悪い感情に振り回されず、自分が落ち着く方法で気持ちを切り替えていけると良いですね。