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ひかまめ

双子2人とも知的&自閉症+HSC娘の育児ブログ

子供を伸ばす母親になるために|適度な「親子の距離感」とは?

ひか・まめ双子自閉症児と、娘tukiの母で保育士のRibbonです。

 

毎日、ひかとまめの登下校に付き添い、先日あることがきっかけで、母親がぴったりとそばに付いて歩いていくことが果たして本人たちのためになるのかと思い、母親と子どもの距離について考えています。

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母親との登下校

ひかとまめは、通学路や、どこに並ぶか、自分は何をするかも、登下校時わかっています。

ただ、

・車がこのくらいの距離まで近づいてきたら止まることへの理解

・いっていいですよと運転手さんから合図されたときに道を渡ることの理解

・信号のある大きな交差点でどうしても見たい車が通ったら、列が進んでも動けない

など、安全上の理由と、こだわりによるものが理由で、私が入学当初から付き添ってきました。

混乱になる理由は?

すっかり平日の流れにも慣れ、当たり前のようにお母さんと玄関を出て、学校に行く中で、先日こんなことがありました。

 

いつも玄関を出る時間にちょうど家の前を大好きなアルファードに乗った眼鏡をかけたお父さんが通ります。(まめは眼鏡をかけた男性に強い執着があります)

 

まめはその方も、その車も大好きで、会うこと、見ることを楽しみにしています。

 

いつものように、はりきって玄関を出て、私とひかが出てくるのを待っており、「おまたせ~」とまめと一緒に歩きだそうとしたら、全く動きません。

 

「アルファードみるの」と言い、車庫に停まっている車をじっと見ています。

このようなことは何回かあるので、かばんからアルファードの写真を見せ、

「アルファードはくる時もあります。来ない時もあります」と私は言いました。

 

歩きだしたものの、混乱がどんどんましてきて、ランドセルも帽子も手袋も投げ、マスクが宙を舞いました。

やり過ごす方法

このような混乱が起きた時は、

・こちらは言葉を発せず、無表情で、収まるまで待つ

・落ち着いてきたらするべきことを絵カードや画像で知らせる

と、いつもの流れでいこうと、淡々と進めていました。

 

しかし、興奮が収まらず、ひかにも手を出し、道路をのたうちまわってしまい、とても危険な状態だったので、(家から少し歩けたのですぐ引き返せる距離でない場所)夫にビデオ通話で、電話をかけました。

母親だと甘えがでる?

夫から、「お母さんのお話は聞く」「前を向いて歩きます」と話をしてもらい、約束をして切ってからは、自分からランドセルを背負い、帽子をかぶって歩くことができました。

 

その日の体調や、学校で緊張する予定が入っていたのかもしれないし良く寝られなかったかもしれないなど、こうなった行動が起きるということは、目の前のことだけが原因でないことがあるので、起きたときの前後にも注目していく必要が、次、起きないようにする大切な点にもなってきます。

 

この日のことで、夫と、以前から考えている「移動支援」というサービスを検討することを話し合い、今、担当の相談員さんに話を聞いてもらっているところです。

 

厚生労働省の移動支援の区分などについてのリンクです。

地域生活支援事業で行っているところがあります。

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000091252.pdf

母親自身の問題

私自身、とても子どもを囲ってしまう性格で、「自分が、この子たちを見なくては」「人見知りだし、泣かせてまで預けることはない」と、敏感な子どもたちに加えて、母親の性格もあり、保育園や学校など以外は「自分が」と思ってどこへも預けられずにいました。

 

でも、あの日の混乱を目の当たりにして、「母親」という存在が安心感を与え、良い方向に進んでいるのなら良いですが、いることによって、「甘え」や「スイッチの切り替えどき」を失ってしまっているのなら、「他者を頼る」ことを選択肢にいれなければと思うようになりました。

まとめ

いつまでも小さいから、ここは難しいからと私はとても強く思いがちで、その部分は

自分では中々見えない部分だと、気づかないところなんだということがわかり、「見守る」ことが、子どもたちの成長につながっていくのなら、母と子の距離をとることを選んでいかなくてはと思います。

 

帰ってきたら、ものすごい勢いで抱きしめている私でしょう。

そこは許してねひかとまめ♡

 

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