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ひかまめ

双子2人とも知的&自閉症+HSC娘の育児ブログ

【HSC】恐怖との闘いの中「自分で不安要素を減らす」方法を考える

ひか・まめ双子自閉症児と、娘tukiの母で保育士のRibbonです。

 

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怖さや痛みの感じ方って人それぞれですよね。

HSC(ひといちばい敏感な子)の子どもは、すぐにびっくりする、大きな変化に対応できないことや、物事を深く考えるなどの敏感さに加え、怖さに対する感じ方がとても強いと思う娘tukiの話です。

 

怖さを乗り越える

保育園の頃から避難訓練に対する怖さがずっとあり、あの雰囲気や、部屋や教室にいる時に流れる「ガタガタ」という効果音の放送が恐怖で仕方ないそうです。

 

4年生の今も予告あり(何月何日の何時間目に訓練があります)の時はその日が近くなると頭痛や気持ち悪さを訴えたり、3学期は毎年予告なしで、突然訓練が行われます。

 

訓練をする意味を小さい時から伝えています。

・自分を守る方法を知っておくと、命を守ることができる

・どこに行けばよいのか訓練をすることでわかる

など、怖いことをやらされるという伝え方ではなく、そうすることで、自分にとって良いことがあるためにすることを話しています。

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この本を読んでHSCについて知ることができましたし、娘の不安はここからくるものなんだと理解できました。

 

不安要素をなくす方法を行動にうつす

3学期の避難訓練がいつ行われるのかわからない恐怖の中、tukiは、学校の先生にこっそりこんな風に聞いたそうです。

 

「私は避難訓練がいつくるのかわからなくて、不安でいっぱいで、頭が痛いし眠れないので、いつ訓練があるのか教えてもらえますか?」と。

 

小さいころからお買い物が大好きなtukiは、スーパーなどで店員さんに「どこにありますか?」と聞くことが得意で、私が困っていると「聞いてくる!」と手伝ってくれています。

 

困ったことがあったら「聞いてみる」という手段をとれたことは、不安を軽減できますし、予定がわかることで、でもその事実はやってきますが、心の準備はできるのかなと思います。

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まとめ

いつ災害が起こるかわからないので、そのために予告なしの訓練をすることによって、「いざ」の時に対応できるようにすることは大切なことです。

 

しかし、HSCの子どもにとって、日常生活がいつも通り送れなくなり、寝られない、頭痛がする、気持ちが悪くなるようでは、困りますね。

 

その日だけ学校をお休みする、訓練が終わってから登校など、選択肢がある中で、その方法ではなく、どうしたら参加できるかに焦点を当てられたことは、本人にとって大きな自信になったのかなと思います。

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