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ひかまめ

双子2人とも知的&自閉症+HSC娘の育児ブログ

子供の自立を応援する母の在り方|「成長に合わせた支え方」とは?

ひか・まめ双子自閉症児と、娘tukiの母で保育士のRibbonです。

 

母親がいることで、甘えが出て、「子どもが、本来の力を発揮できない」「スイッチが入れられない」と思うことがありますが、そんな風に感じることってありますか?

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もうすぐ8歳、小2のひかとまめの学校までの登校付き添いを約2年間し、そして今日なんと、通学路の道中で「いってらっしゃい、いってきます」をすることができ、母親の必要度についての話です。

なぜ母親の付き添いが必要?

先日こんな記事を書きました。

www.hikamame.com

 

入学当初は、入学前に何度か家族全員でひかとまめがランドセルを背負って通学の練習をし、道順やここで止まるなどPOINTを話しながら歩く機会を作って進学に備えました。

 

その練習の中で見えてきたことが、ひかはとにかく歩くスピードが遅く、とても班のみんなに付いていくことができないのではという点、まめは、車が気になりあちこち見たいところが多く、真っすぐ歩くことが難しい点が見えてきました。

 

そこで、慣れるまで私が毎日付き添うことにし、今日に至ります。

甘えが出るとは?

もうすっかり通学路にも慣れ、ひかの歩くスピードもどんどん速くなり、手を繋がなくてもみんなに付いていくことができ、まめは車は気になりますが、列の中を歩くことができるようになりました。

 

当たり前のように私と家を出て通学し、まめの「アルファード見たかったの」「トラック右に曲がりたかった」の連呼が始まり、頭が混乱し始めると同時に、ひかがそれに腹をたて、ランドセルを振り降ろしたり、まめを頭突きしたりし、この乱れは、もしかしたら私がいることで出るものではと思い始めました。

www.hikamame.com

 

事前準備として

母とバイバイする場所を写真で見せ、「火曜日からここでいってきますをします」と話し、当日、班の集合場所に付き、もう一度写真を見せて出発前に確認をしました。

 

まめは納得した顔をし、「ここでいってきますね」と言っていましたが、言葉がまだ出ないひかは不安そうな顔をしていたので、「お姉ちゃんとまめがそばにいるから大丈夫だよ。」「お母さんとは3時に会いましょう」と話しました。

切り替えスイッチを自分で押す

いざバイバイする曲がり角に着き、「いってらっしゃい」と声をかけると笑顔のまめ、何回も振り返り手を振っていました。

ひかはお姉ちゃんと手を繋ぎ、前を向いて振り返ることなく歩いていきました。

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学校まであと直線のみ

「途中で怒りだしていないか」「ギャーっと叫び声は聞こえないか」といらない心配をしている私ですが、自分たちの足で、この直線を歩けたことは自信になり、また1つ成長したのかなと思います。

 

ここでこちらの本を紹介させて下さい。 大人が「して見せる技術を身につける」ことで、子どもの手本となり、叱ったり手を出したりせず子どもが意欲的に正しい方法を身につけていけることを分かりやすく書いてあります。とても参考になるのでぜひ読んでみて下さいね!

 

まとめ

子どもの成長には段階があるので、まずは安心して登校できるように支えていき、もう自分たちの力で進んでいけると、行動や言葉などから感じたときには、支え方を「ぴったりくっついて」ではなく、「陰からそっと」に変えていくことで、子どもの自信につながっていくことを学びました。

 

子どもの「できる!」を信じて、成長に合わせた支え方をしていきたいなと思います。