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ひかまめ

双子2人とも知的&自閉症+HSC娘の育児ブログ

買って良かった2020|自閉症の息子の成長が見られた感激チケット

お題「#買って良かった2020

 

ひか・まめ双子自閉症児と、娘tukiの母で保育士のRibbonです。

 

2020年に買って良かったものは、「水族館のチケット」です。

今年、学校の社会見学で水族館へ行く行事がありました。

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家族で水族館へは何度か行ったことがありますが、親なしで行ったことはなく、下見に出かけ、難関の大きな音がするショーと、魅力的なエスカレーターに、小2になった今、どんな姿が見られるのか、先生にお伝えしたかったですし、親も知りたく、行ってきました。

大きな音が恐怖

小2の息子は重度知的障がいがあり、自閉症です。

人が多いところや、大きな音がする店などがとても苦手です。

 

以前、初めて行った本屋さんで、突然大きな音で店内放送が入り、大パニックになったことがあり、その時は、23キロある息子を抱っこして、駐車場へ走ったことがあります。

 

今はとても便利な機能があり、入店前に、混雑具合をホームページで調べてることができるところがあり、とても助かっています。

 

安心アイテムの活用

事前に見せてもらった予定表の中には、イルカショーが入っており、去年までは、大きな重低音が怖くて席をはずして静かな場所へ避難していました。

 

紙に、「いまからおおきなおとがします」と書いて伝え、ショーが始まると、やや怖ばった顔をしていましたが、自分でリュックに入れてきた「イヤーマフ」を、音楽がし始めたら付けていました。

 

去年までとは違い、じっとイルカのジャンプや、ヒレを振って挨拶をしている姿を見てており、私の手をぎゅっと握りながらも、「耐える」というより、やや微笑んで「その場の雰囲気を楽しむ」ことができていて、驚きを隠せませんでした。

余裕の手拍子

曲調が変わり、ショーのクライマックス、お客さんが曲に合わせて手拍子を始め、さらに会場の音が大きくなってきたころ、そろそろ限界かと思いきや、なんと一緒に手拍子をする息子に驚愕してしましました。

 

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まさかの手拍子

魅力的なエスカレーター

6歳の時、保育園でのお別れ遠足で、私も付き添い水族館に行ったときは、館内で過ごす時間が長く、集団行動も全くできず、その場に飽きてきた息子はエスカレーターに乗りたくて、ひたすら手をつないで往復エスカレーターに乗り降りしていました。

 

こんな過ごし方ではいけないと思い、何度か水槽に誘ったり、体験コーナーへ連れて行ったりしましたが、大好きなエスカレーターには勝てませんでした。

 

見通しが持てるように

館内図を見せて、

1 しゃちをみる

2 えすかれーたーにのる

3 いるかしょーをみる

4 えすかれーたーにのる

5 ぺんぎんをみる

と書いて伝えると、「えすかれーたー2ばんのろうね」「またのろうね」と言えるようになり、今回のお出かけでは、移動で必要な時のみ使うことができ、かなりの進歩にまた驚かされました。

 

まとめ

私は、「混乱するといけないから」「大声を出すと周りに迷惑がかかるから」と、回避する方法をすぐに考えていました。

 

しかし、今回の下見で、イルカショーを楽しんで観ることができたり、あんなにこだわっていたエスカレーターにも、見通しを持って必要な時のみ使うことができるようになっており、そんな成長が見ることができたので、2020年に買ってよかったものは、「水族館の感激チケット」です。

 

息子のリュックに入っていたイヤーマフはこちらです。