【こだわり】まさかそれにハマるとは!ルールを決めて付き合う方法
お子さんの「どうしてもこうしたい!」というこだわり、決めごとにお悩みではありませんか?
私は、自閉症児の食べ物に対する「どうしても」に付き合い続けて8年目になります。
人形に対するこだわりも強く出ました。
お雛様と離れたくない気持ちを受け止めつつ、カレンダーを使って見通しをつけた話です。
こだわりとの付き合いかた
自閉症の特性としてこだわりがあり、それはこの世界で生きていくための、自分を守っている本人なりの手段なので、上手に付き合っていきたいですね。
誰しもある?決めごと
自閉症のかたに限らず、だれしも「こういうときはこうしたい!」という決め事のようなものはあると思います。
私は朝の登校付き添いは赤いかばん、仕事に行くときは大き目のトートバッグ、スーパーはショルダーと決めています。
貴重品だけ入れ替えており、行先ごとにかばんを変えることで行動がしやすいからです。
ここは譲れないもの、ここはまあなくても大丈夫、どらでもよいのように人によって部分部分で許容範囲に差がありますね。
こだわりの出方は人それぞれ
双子次男まめは食べ物に対するこだわりがかなり強いです。
それも365日ずっと同じものが続くわけではなく、ブームがありそれが過ぎると一切言わなくなります。そしてまた次の対象物へと変わっていきます。
何年も同じものにこだわっているお子さんもいらっしゃり、毎日必ずこのメーカーのこのプリンを食べないと、学校にいけないという話をお友達から聞きました。
まめが過去にこだわってきたものは、
・白いごはん
・おはぎ
・黒豆
・ブルーベリー
・みかん
・プルーン
・なごやん(下記参照)
そして今の「ブーム」は
・サーターアンダギー
です。
スーパーで、駅弁の催しものをしており、その時に全国にお弁当や特産品が並び、そこでこのサーターアンダギーに出会い、始まりました。
もうスーパーには売っておらず、ネットで買っています。
ルールを決める
まめは、そのブームのものだけしか食べないことはないので、食べることを楽しみにしている「ご褒美」的なものと私は捉えています。
ほかに野菜やきのこ類が大好きで、お肉もおさかなも食べられるので、そのブームに付き合っていこうかなと思っています。
ただ、今回のサーターアンダギーは、1袋に6個しか入っていません。
おいしいので、姉兄も食べたいんです。
「おいしいお召し上がり方」が書いてあります。
揚げてあるのにさらに揚げちゃう方法もありなんですね!
話を元に戻し、ルールを決めましょうね。
食べる前に
「サーターアンダギーは1つ食べたらおしまいです。」
「また明日食べましょうね」
と約束してからお皿にのせています。
過去のおはぎや、黒豆も好きな量を食べさせるのではなく、他の食事などのバランスをみて、食べ物にこだわってもいいけれど、量は調節することにしています。
まとめ
「こだわり」は自分を守る手段の1つなので、やめさせる方法よりも、うまく付き合っていく手段を見つけていくことが大事かなと思います。
そして、量を調整していくことは、継続していく上で決めていった方が、本人もこちらも対応しやすいと思います。
障がいのあるなしに限らず、だれしもある「決めごと」、次はどんなものにハマるんだろうと見方を変えていくことが付き合うコツでもあるのかなと思います。