本好きによる「雑談の一流になれる」おすすめの1冊はこちら!
あなたは本を読むことがお好きですか?
私は、出かけるときにカバンの中に常に本が入っています。
活字が好きで、ブログを読むことや、本で字を追うことが心地よく感じます。
そんな本好きの私が最近読んだ「雑談の一流、二流、三流」という本を紹介させて下さい。
また話したいと思える会話術を学びたい
私は人と蜜に関わる仕事をしています。
放課後等デイサービスで保育士として、児童さんと遊んだり、保護者の方とその日の様子や悩みについてお話させていただいています。
その他にも、デイサービスに見学に来られる方への説明や、契約時の立会いなどをする時があり、そんなときに、本題に入る前や、お帰りになられる前など、ちょっとした雑談をするときがあります。
「もっとコミュニケーション力をつけたい」「この人ともっと話がしたいと思ってもらえるためにはどうしたらよいのか」と思っていたときに、夫の本棚にこちらの1冊がありました。
おもしろいタイトルですよね!
読んでいて、私はほとんど3流か、よくても2流止まりでした。
この本から多くの雑談力について学びましたがその中でも特に印象に残った2つを紹介させて下さい。
相手に焦点を当てる
よく会話の中で天気についての話題を出すことがあると思いますが、私も「今日は寒いですね~」と職場の人や、保護者の方に言うことがあります。
たいてい相手も「そうですよね~寒いですよね」と返してくれ、会話が途切れます。
それでお互い自分の仕事をし始め、そのあとに続く会話が必要がなければそれで充分だと思います。
しかし、先ほどの見学の方や、契約時の雑談の中で続けていきたい会話の時には、ここから話をつなげていく方法があることを知りました。
たとえば、見学の来られた保護者さんと児童さんに対して、
「今日は寒いですね~最高気温が5℃もないくらいだそうですよ。室内の温度は○○ちゃんにとってどうですか?」
など、最初の会話の切り口として、気温のことを話題にし、そこからお子さんの話に移行していくとスムーズな流れができますね。
話題の矢印を、相手方向に向けて保護者の方が話しやすいテーマで始めると良いことを学びました。
少しずつ自己開示していく
お互いのことをまだよく知らない人との会話で、「自分ってこんなところがあるんですよ」と素直に相手にさらけ出すと、「私もこんなところがあるんです」とオープンになってくれ、相手との距離感がグッと縮まったなと感じることがあります。
以前、新しく職場に入られた年上の女性と車で移動中、「私、双子を子育てしていて、2人とも自閉症なんです。毎日バタバタの生活なんですよね!」と会話の中で自分のことを話したら、その女性が、「うちは4人目が産まれてすぐに離婚して、私1人で4人を育ててきたんだよね。子どもが小さい頃はもうそれこそバタバタで!」と笑いながら話してくれました。
お互いバタバタ子育て仲間として、親近感が湧き今ではすっかり打ち解け合って話しやすい職場のお姉さん的存在です。
自分のことをありのままにさらけ出すと、警戒心が解かれて、信頼してもらいやすくなりますね。
これから新しい児童さんと出会ったときには、まずは自分を開示して、信頼してもらいやすい雰囲気を作っていくことが大事だなと思いました。
まとめ
コミュニケーションは、人と接していく上で必要なものなので、知っておくとお話をしたときに役立つことがあるかもしれませんね!
人との会話が、自己満足で終わるのではなく、相手に喜んでもらえる会話に挑戦し続ける気持ちが、ご縁を呼ぶことを学びました。