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ひかまめ

双子2人とも知的&自閉症+HSC娘の育児ブログ

【HSC】チェックリスト|「怖さ」を打ち明けられた事に小さく拍手

来月から小5になる娘のtukiはHSC(ひといちばい敏感な子)です。

 

毎日、寝る前や、ふとした時に、「お母さん、怖い」と言い座って抱っこを求めます。

しか

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し、その根本は何かをいつも「言いたくない」と、「何が」については話すことはありませんでした。

しかし昨日、車の中で2人きりのときに、心のうちを話してくれました。

HSCとは?

HSC(ひといちばい敏感な子)かどうかを知る23個のチェック項目です。

01 すぐにびっくりする
02 服の布地がチクチクしたり、靴下の縫い目や服のラベルが肌に当たったりするのを嫌がる
03 驚かされるのが苦手である
04 しつけは、強い罰よりも、優しい注意のほうが効果がある
05 親の心を読む
06 年齢の割りに難しい言葉を使う
07 いつもと違う臭いに気づく
08 ユーモアのセンスがある
09 直感力に優れている
10 興奮したあとはなかなか寝つけない
11 大きな変化にうまく適応できない
12 たくさんのことを質問する
13 服がぬれたり、砂がついたりすると、着替えたがる
14 完璧主義である
15 誰かがつらい思いをしていることに気づく
16 静かに遊ぶのを好む
17 考えさせられる深い質問をする
18 痛みに敏感である
19 うるさい場所を嫌がる
20 細かいこと(物の移動、人の外見の変化など)に気づく
21 石橋をたたいて渡る
22 人前で発表する時には、知っている人だけのほうがうまくいく
23 物事を深く考える

引用:HSCかどうかを知るための、23のチェックリスト|子どもの敏感さに困ったら|長沼 睦雄|cakes(ケイクス)

 13個以上あてはまったら、HSCだとアーロン博士(The Highly Sensitive Person)は提唱されていますが、実際症状の出方はもっと多岐に渡りますし、何個当てはまったら絶対にそうだと断言できるものではないそうです。

 

HSCは障がいではなく、本人の困りごとに名前を付けたものです。

 

黒板を消す人のことを「黒板係」と呼ぶくらいに私はこの名前のことをそう捉えています。

広くHSCについて知られてきてからは、習い事など初めて娘を預けるときに、先生に「この子はHSCで、友達が叱られていても、自分が言われているように感じ、不安で泣き出すことがあります。」と、例を挙げながら伝えさせてもらっています。

「怖さ」の根底にあったものは?

そんなtukiの日々の怖さについて、私は強く原因を要求しませんでした。

娘に、「怖いって言ってくれた時に、お母さんがなんて答えたら安心できるかな?」と相談したところ、「大丈夫だよって言ってほしい」と言い、いつもそう答え、ぎゅっと抱きしめていました。

 

日曜日の夜、2人で高速で出かける用事があり、その帰り道、tukiの「怖い」が始まりました。

 

何となく、今かなと思った私は、

「怖い気持ちをお母さんにも分けっこしてくれたら、少しだけ怖いのが小さくなるかもしれないな。どうしてtukiが怖い思いをしているのか、お母さんが知れたら大丈夫の他にも良い言葉が見つかるかもしれないね。」と話してみました。

 

「お母さん、びっくりして、え?とか、わー!とか言わないでね。」

 

「地震がいつくるかわからないからいつもずっと怖い」

 

私はゆっくり何も言わずに頷き、

「言えてえらかったね。よーくわかったよ。」

 

その日はここまでにしました。

生きづらさの代弁をしてくれるおすすめ本です↓

避難訓練が保育園のときから怖くて、タオルをもってイヤーマフを付けて参加していたtuki。

一度、家で留守番をしているときに、震度3を経験したこともあり、最近地震が多発しているニュースを聞いて、いつ起こるかわからない恐怖を感じているようです。

www.hikamame.com

 知っていることは強みである

自分の中の何に不安を感じているのか、自分自身がわかっていることは、私は良いことだと思います。

 

そのための対応策を自分や周りが考え、何か手立てをうつ方法を考えることができるからです。

 

tukiの地震への恐怖については、本人がその話題を出すこと事態を今はまだイヤがると思います。どうしてそういうことが起きるのか、起こったときの対策など、聞きたいと思った時に、一緒に調べていこうと思います。

まとめ

HSCは、困りごとに名前を付けたもので、どんな子かを知っておいてもらう、人に伝えるときの手段の1つだと思います。

 

敏感な子が、少しでも安心して生活ができるように、子どもが不安になったときは、両手を広げて抱きしめられる自分自身の余裕をもっておくことも大事だなと思いました。