【自閉症】子供は気持ちの表出方法を少しずつ知り、親は受け取り方を学んでいく
久々の投稿になってしまいました。
ひか・まめもtukiも元気です。
最近、ひかの癇癪が大爆発連発で、家族でどう支えていったらよいのか、学校の先生やデイの職員さんに相談にのってもらっていました。
今週に入り、ようやく気持ちが落ち着いてきて、ホッとしているところです。
気持ちがザワザワしたとき、その気持ちの発散方法を子ども自身がすぐには難しいですが、少しずつ知っていき、親の受け止め方について書きました。
何が原因?自分でもどうしたらよいのかわからない
ひかは、言葉が単語のみ数十語で、自分の気持ちの伝え方がまだうまくできません。
拒否は「いやの」と言えますが、それが今はイヤだけど、あとからオッケーなこともあって、そこをくみ取れず、癇癪につながることがあります。
毎日一緒に生活をしていても、相手のことを100%理解することって難しいですよね。
ひかは、きっと「本当はこうなのにー」と思うことが、多々あると思います。
そこで、机にバンバンあたったり、人を叩く方法ではなく、「エアーパッキンを踏む」ことをすすめてみました。
「パンッ」と破裂する音や、踏む感触がヒットしたようで、毎日エアーパッキンがあるわけでがないですが、この方法も1つ手段として使えることが、ひかも私たちもわかりました。
食事が砂のように
家族そろって朝ごはんを食べている休日の朝、寝起きで機嫌が悪かったからか、何か他に原因があったのか、ひかが「こちょちょ」と夫に手のひらを出します。
これは手のひらを、こちょこちょとくすぐってほしいという、ひかなりのコミュニケーションの取り方で、遊びたくて求めるとき、気持ちが不安でその伝え方としてこれを使うときがあります。
夫が「こちょちょ」と言いながら手をくすぐりますが、気持ちのざわつきが増してきて、「こちょちょ」「とーちゃん」という2パターンを、何度も夫の顔を見ながら訴えます。
だんだんイライラしてくる夫の顔を見て、ひかがさらに不安になり、輪をかけるように連発して発します。
空気は最悪。夫も「こちょちょしました。朝ごはんを食べます」と言い、ひかは号泣。
朝ごはん中だけでなく、このように何度も同じ言葉を繰り返し、自分の不安さ、どうしてよいのかわからない気持ちを伝えています。
そこで夫と話し合い、言葉の連投が出てきたら、それに対する反応は頷きのみ、もしくは収まるまで「待つ」対応をしてみることにしました。
峠を越えたらアクションを起こす
「こちょちょ」や「とーちゃん」という言葉は、その言葉に意味をもたすというよりも、「僕の不安をわかってほしい」というサインだと思います。
本当に遊んでほしくて言っている言葉ではないことが、表情からみてとれるので、そういったときは、過剰にこちらが反応せず、まずは気持ちが不安定だということを受け止めてあげることが大事かなと思います。
そして、気持ちが落ち着いてきたら、自分でスプーンをもって食べ始めることができるときもあります。
いますぐこの場をどうにか解決にもっていこうとするのではなく、夫が食べ終わったら席をはずしたり、ひかが落ち着けるよう私とソファにいきクールダウンしたりしてから食卓に戻るという、環境を変えてみることにしました。
まとめ
自分の気持ちを外に出すこと、大人でも難しいときがありますね。
子どもがどうしようもなくイライラしたときは、「エアーパッキン」を使ってストレスを発散してみるという方法をやってみました。
見守る側は、気持ちの不安定さを受け止め、環境を変えることが大事かなと思います。
落ち着いている時間、増えていくと良いな…