不登校|親の葛藤と思い
不登校。
この言葉とこんなに密接に自分が関わるとは、娘が産まれた12年前は思いもしなかった。
わたしの母が、孫に関連する新聞の記事をピックアップして、読みやすいように折りたたみ、キレイに紙袋に入れてくれるその愛情が身にしみている今日このごろ。
不登校のシンポジウム情報や書籍、新設される施設や居場所情報など「知りたい」がギュっとつまった紙袋がはわたしにとって宝の束である。
葛藤という感情をこの2年間でひしひしと感じている。
学校に行かなくても就職をして自分のやりたいことをしている人もいる。
学校だけがすべてではないし、自分が通ってきた道じゃない進路、魅力的じゃないか。
友だちに、せめて放課だけでも会いに行けたらいいのにな。
もうすぐ中学生。先日採寸した制服を着て、自転車に乗っていけるようになるのだろうか。
朝になると、泣いてわたしに抱きつき、「お母さん、今日行かなくていい?行きたくない、ねえ行かなくていい?」と、ほぼ同じ身長の娘がその涙顔でうったえる。
3歳の小さな子どもが保育園に行きたくない、ママと離れたくないと泣く理由とはちがうから、抱き上げて車にのせるわけにも行かず、そんなことをしたら二度と口をきいてはくれないだろう。
学校に行く日はササっと準備をして自分で玄関をあけ、友だちと歩いて登校をしている。行かなくていけないことを本人が1番わかっているのだけれど、どうしてもスイッチが入らない日がある。
学校。
大きな集団生活が合う子もいれば、そうでない子もいる。
不登校の親になり、学校に行かない子がいても、行かないことを「つらい」と思わなくていい世の中になってほしいと願う。
原因やしんどい理由を探してそれが解決したらクリアというわけではない。複雑で見えづらくて、そもそも根本がどこにあるのか、本人にさえ見えない。
白黒はっきりさせてすべてが見えるようわかりやすかったらいいのだけれど、そうではないところに、しんどさがある。
学校一択ではなくて、もっといろんな過ごし方があったらいいのにな。
高額なフリースクールに、わたしたち親子にとって対応が合わなかった近所の適応指導教室。
生きているから、いつか自分の力で立ち上がれるから大丈夫という気持ちと「これでいいの?」部屋から聞こえるオンラインゲームで楽しそうに笑う娘の声に、葛藤が交錯する。
あと2週間で卒業式。
娘が安心して過ごせるよう支えていきたい。
【自閉症】子育て中の母親が感じる「しんどさ」ランキング
ふたごの自閉症児を子育てしていて、母親の私が感じる「しんどさ」をランキングにしてみました。
生活のなかで感じる「うまくいかないな」と思うことは多々ありますが、ここではトップ3を紹介させてもらいます。
自閉症のお子さんを子育て中のかた、「わかる!」「うちもあるな」と思っていただけたら幸いです。
孤独をかんじるとき
1位は「心の孤独」をかんじるときです。
ふたごの息子と毎日一緒に玄関をでて、学校まで片道30分のみちのりを私はつきそっています。
長期休暇あけや、行事まえ、ふだん機嫌がよくないときなど、2人の混乱が日常茶飯事にあり、今日も傘と、荷物がはいった大きいかばんを投げました。
そんなとき、たち止まって2人の気持ちが落ち着くまで待ちます。
どんどん進んでいく分団の列。
おさまらない混乱に、双方から手がでてきて、頭突きも。
自転車をよけながら、車道に飛び出さないよう神経をはりめぐらせながら荷物をひろい、心を「無」にしてたんたんとその場をやり過ごす。
道ゆく人はおらず、ただただ「心の孤独」を感じます。
1人で息子の気持ちをうけとめ、1人で荷物をひろい、1人でまた息子たちと歩く。
子育て中にかたに、「孤独」をかんじるかたは多いのではないかなと思います。
ふたごそれぞれの想いの差
2位は「母の体(心も)が足りない」
そんな登校つきそいで、ふたごそれぞれの想いがあり、双方の意見がわかれることがあります。
次男は最後尾で歩きたい、長男は班で歩きたい。
2人の他害がはげしすぎて、周りの子になにか物があたったり手をだしてからでは遅いと思い、以前、班の最後尾から歩いていました。
でも最近は少しずつ落ち着いてきて、班で歩けるようになってきたのに、数日間、班で歩いて登校をしていました。
やっぱり最後尾であるきたい想いを言葉で伝えられた次男には、「木曜日、ヘルパーさんの日は最後尾で歩きましょう」と伝えます。
そのときは理解したようですが、いざ月曜日、「さいこうびがよかったー」と怒り、私をひっぱりグーで叩きます。
そのザワザワを感じた長男も怒り…
障がいがあるなしに関わらず、兄弟感で意見がちがいそれをすべて受け入れられないことってありますよね。
そこから喧嘩になることも。
自分だけではないとわかってはいるのですが、物をなげたり扉をバンバン開け閉めしたり、ガラスのコップを投げようとしたときには、かなりあせりました。
体と強靱な心がもう1つほしいです。
自分の気持ちがしずんでいるとき
3位「待ったなしの子育て」
子育てって、待っていてくれないですよね。
どんなに自分が体調面、精神面がしんどくても、「まったなし」。
ごはんを作り、お風呂にいれて寝かしつける。
それプラスいつものこだわりルーティンに付き合う。
かんしゃくが起きたときに身のまわりに危険がないか、外にとびださないか、お互いの顔をひっかかないか。
おやつを食べて、好きな録画をみているときもあります。
しかし突発的に、なにの前ぶれもなく起こることがあるところに、つねに気をはるので、まったなしだなと感じます。
まとめ
「困っているのは子ども本人」の言葉をよく本で目にします。
それはその通りです。
でも、母親が「こどく」や、「1人ではやりきれない」と思う気持ちを、多くのかたが感じているのではと思います。
「自分だけではない」と思えると、お母さんのかかえている想いが、少しふわっと軽くなれるよう、私はブログやTwitterで声を発信していけたらなと思っています。
子供が怪我をした!基本的な手当法3つと病院受診の目安、相談窓口紹介
子どものケガ、気をつけていてもどうしてもおきてしまうことってありますよね。
ここでは、乳幼児救急支援員の私が、お子さんの「いざ!」というときに役立つ3つの対処法を紹介します。
・顔をぶつけたとき
・口の中や歯をケガしたとき
・頭をうったとき
秋になって公園など外にでかける機会が多くなると思うので、この情報がお役にたてたらうれしいです。
3つの応急手当法
基本的な応急手当はこちらです。
・傷口を水で流す
・止血をする
・冷やす
・いつもと変わった様子がないか確認をする
いつもと様子が違ったり、吐き気や顔色がよくなかったりし、医療機関を受診するか迷ったら、下記の窓口に相談する方法があります。
小児救急電話相談(#8000)について | 広報・イベント | 全国健康保険協会
時代とともに変化する傷の手当て法
私が子どものころは、傷ができたら消毒をして赤ちん(赤いヨードチンキ)を塗ってもらっていました。
一時期は、月2000~3000本ほど生産をしていた赤チンは、2020年に製造を終了しています。
今は、正常な皮膚の細胞もいためてしまうため、傷口を消毒する考えではなくなってきています。
・水で汚れを落とす
・清潔なタオルで拭く
・最後に傷パットで保護をする
手当が推奨されています。
歯磨き時に気をつけたいこと
以前、紹介したケガの記事は、仕上げ磨き後にひそむ危険について書きました。
子どもが歯ブラシをくわえたまま歩いたり走ったりすると、のど突き事故を起こし、大変危険ですね。
まとめ
お子さんがケガをしたとき、「これであっているかな」と心配になるときがありますね。
基本的なケガの応急手当3つについて紹介しました。
もしもいつもと違う様子が見られたら、相談窓口に問い合わせてみると安心ですね!
【Ai/Glasses】目と姿勢をサポートする6つの機能紹介!Aiメガネレビュー
コロナ禍で在宅勤務がふえたり、おうち時間にパソコンを使う機会が増えたりしていませんか?
私は、目の疲れや姿勢の悪化が気になっていますが、あなたはいかがですか?
そんな私と同じ悩みをおもちのあなたに、アプリと連動し、6つの機能をもつ特許取得済「Ai/Glasses」を紹介したいと思います。
・在宅勤務でパソコンをよく利用される方
・スマホを長時間見られるかた
・同じ姿勢でデスクワークをしていて姿勢が気になるかた
Ai/Glassesとは?6つの機能搭載
Ai搭載のめがねと聞き、「メガネがしゃべる?」「レーザーが出るのかな?」と子どもたちと想像をふくらませていました。
日本初! Ai処理機能を搭載したメガネ!
6軸モーションセンサーで目・首を計測し、マイクロ CPU が Ai 処理を行い、 Bluetooth を通じてスマホに転送され、 専用 APP で目・首の姿勢や習慣のデータを 確認できます。分析されたデータに基づき、 目・首の正しい姿勢や習慣をアドバイスします。
※ 特許取得済み
引用:HoldOn Ai/Glasses 大人 – Ai/Glasses HoldOn
6つの機能とは?
⒈高精度6軸センサー
姿勢や首のゆがみを感知して、振動ブザーで知らせてくれる
⒉時間測定
タブレットやスマホの使用時間を測り、目の負担を軽減する
⒊高性能レンジセンサー
目と電子機器の距離を測定する
⒋レポート機能
専用のアプリと連携をして、毎日の測定を記録とデータ分析をする
⒌光感知センサー
広範囲の光を感知して、適切な明るさを知らせてくれる
⒍ブルーライトカット
20%以上のブルーライトをカットし、クリアな視界を保つ
商品到着~開封
・ブルーライトカットレンズ
・取扱説明書
・USB充電ケーブル
・メガネ拭き
・メガネ耳グリップ
が入っています。
Ai/Glassesの魅力ポイント3つ
視力の悪化、目の疲れから守る
パソコンを長時間使用すると、「目が疲れる」「目が乾く」と感じませんか?
近視や、目の病気のリスクを高めてしまう前に、目の負担を可視化して、ケアをしてくれます。
肩こり・腰痛・眠気対策
長時間机に座って同じ姿勢で作業をしていませんか?
この姿勢も測定をし、多くの人の悩みである肩こり・腰痛を防いでくれ、姿勢のかたむきをブザーで知らせてくれるため、睡魔と戦っているあなたのミカタにもなってくれます。
首のシワ・たるみにも!
これは天敵ですね!下を向いた状態が続くと、シワやたるみの原因になりますね。
美しさを保つためにも、ストレートネック(スマホ首)にならないようAi/Glassesがささえてくれます。
使ってみてデメリットは?
・振動ブザーがやや強い
・付属のケースがない
アプリの設定で、「メガネアラーム設定」ができ、振動ブザーでお知らせする間隔や、オフにもできます。
右側にセンサーがついており、携帯のマナーモードのような振動が、メガネを通して耳にくるイメージです。
この振動ブザーが、私には少し強く感じました。振動のレベルも変更できたら良いなと思います。
また、作業が終わったあと清潔に、そして大切に収納できるよう、付属でケースが付いているとさらに良いなと思いました。
使ってみてメリットは?
・アプリで自分の姿勢や画面を見た時間などがチェックできる
・画面までの距離を意識するようになった
・ブルーライトカットで安心感がある
・かけ心地が良い
パソコンを見ながら横でスマホも操作することがあり、それぞれ画面との距離を意識するようになりました。
今まで、あまりパソコンやスマホから自分の目までの距離について、意識をしていませんでした。
メガネを使うようになってからは、振動ブザーが鳴らないように、離して見る習慣がつきました。
長時間、パソコンと向かうことが多い方にとって、目の奥まで届く非常に強い光であるブルーライトが、20%以上カットできるところはかなりのメリットですね。
また、付属のメガネ耳グリップや、テンプルの端を優しく曲げてサイズ調整ができます。
質量が21グラムと軽量で、耳が痛くなりにくく、かけ心地が良いところも魅力の1つです。
大人用だけでなく、子供用もある!
Hold onから発売中のAi/Glassesは、大人用だけでなく、子ども用もあります。
画像:Ai/Glassesパンフレットより
小学生の約3割、中学生の約5割の裸眼視力が、1.0未満のお子さんがいらっしゃる現実。
我が家の子どもたちも、タブレットやスマホで動画を見たりゲームをしたりしています。
「画面から離して見るんだよ」と注意しても、夢中になってどんどん画面との距離が近くなります。
寝転がって見るときもあり、視力や姿勢の悪化が気になっています。
私自身、何度も親に注意されてきましたが、自分でコントロールできず、近視がすすみ、めがね生活を送っていました。(もっと早くAi/Glassesに出会いたかった~)
家でも学校(タブレット学習)でも画面を見る機会が多くなりましたね。
今後、Ai/Glassesをつかって、接触時間の計測と姿勢矯正のサポートをし、お子さんの視力低下予防になることが期待されます!
まとめ
仕事でリモートが増え、おうち時間にパソコンに向かう機会が増えたので、目の環境、そして姿勢を意識するためのアイテムとして「Ai/Glasses」を使ってみました。
Ai/Glassesは、「近視になる前に、かけるメガネ」として、大人のかたにはもちろん、画面を見る機会が多いお子さんにも必要になるのかなと思います。
ぜひ、この機会に目のため、そして美容にも効果がある、「Ai/Glasses」を試してみてはいかがですか。
大人用はこちらからご検討いただけます。
子供をケガから守る3つの対策とは?
小さなお子さんの事故やケガ、本当に怖いですよね。
気を付けていても、見ていても一瞬で起こることがありますね。
ここでは、ママ広場さんに掲載させていただいた「子どもの思いがけないケガ」についてと、「歯が折れてしまったら」についての話です。
ケガを未然に防ぐために大人ができる予防策
私は、乳幼児救急救命支援員の資格勉強をしています。
日常に起こりうる「子どもの歯ブラシでの喉突き防止」についてこちらの記事に書きました。
子どものハッとする行動ってありますよね。
子育ての悩みや、おでかけ情報などが満載のママ広場さんに掲載していただきました。
この記事では、大人が気を付けたい3つの対策についてまとめました。
◎1日1回は子どもと対話をして現在の発達段階はどの程度なのか行動範囲などを知っておき、どこに危険が潜んでいるのか把握する
◎上の子が使っていたおもちゃを、下の子も一緒に使うことで、下の子の誤飲・誤えんの危険があることを想定しておく
(これを防ぐために、上の子用のおもちゃ箱と、下の子用を分けて遊ぶ工夫があると良いですね。)
◎子どもはその時期その時期で興味関心が変わってくるので、その都度、季節物の家電対策をしていく
(扇風機にネットをかぶせる、ヒーターの周りに安全策を置く)乳幼児を事故・ケガから守ろう!大人が気をつけたい3つの対策ポイント|Ribbonの育児ブログ | ママ広場 [mamahiroba]|小学生・園児ママの悩みの解決の糸口に
もし歯が折れてしまったら
子どもが遊んでいて、机などで口をぶつけ、歯が折れてしまうなんて大けががあったときの対処法です。
水で歯を洗わず、清潔な蓋つき容器に牛乳を浸し、その中に歯を入れて歯医者さんへ持っていってください。
折れた具合にもよりますが、おそそ30分未満ですとくっつく可能性があるそうです。
まとめ
子どものケガや、事故を防ぐために大人がしっておく予防策についてです。
・子どもの発達段階、行動範囲を知っておく
・年齢、月齢に合わせたおもちゃ選びをする
・季節物の家電対策をする
また歯が折れたときは水洗いせず、容器に牛乳を浸し歯を入れて歯医者へもっていくことを紹介しました。
子どもがケガや事故がなく、安全に遊べるよう、大人が気を付ける点を理解していておきたいですね。
ママ広場さんへご寄稿はこちらからです。
【子育て】「できていない」ことより「できていること」に注目していこう
息子が2歳のころから1年間通った、療育園についての話です。
先日、母子通園の療育園で知り合ったママからラインでメッセージをもらい、何だかとても懐かしく、その頃の様子を思い出していました。
何もかも必死だった(今もですが)あの頃の自分に言ってあげたいなと思う言葉です。
「焦る気持ちはわかるけど、大丈夫、できるようになるよ」
周りを見れば、泣いている子はひかとまめだけ。
何が何だかわからず、とにかく椅子(この場所)にいれば害はないのではというような、不安な顔でいっぱいの2人でした。
そばにいたママから「なんで泣いてるの~?」と声をかけてもらい、私も泣きたい気持ちでいっぱいだったのを堪えていたことがありました。
楽しそうに絵本や手遊びを見たり参加したりする時間でも、2人は泣きながら私にぴったりくっついて、どこを見たらよいのか、今は何をする時間なのかがわからずとにかく不安な様子でした。
朝の会で自分の椅子から立ち上がり、前にいる先生のところにいって、ホワイトボードの自分のマークのところに、マグネットをくっつける活動がありました。
他の子は呼ばれたら手を挙げて自分でマグネットをくっつける子や、ママと一緒なら前に出られる子、それぞれのお子さんがそれぞれの方法で参加していました。
ひかとまめは、先生に椅子のところまでホワイトボードをもってきてもらって、マグネットを私と一緒に泣きながら何とかくっつけることができました。
前にいる先生のところまでの距離が遥か遠くに見えた記憶があります。
でも、半年後には1人で前にいき、「ここだよ」と指をさしてもらえば自分のマークのところにくっつけることができるようになりました。
そのときに、マグネットがくっつけられたことに注目することができたらなと今は思います。
「できていないこと」よりも「今ここまでできている」と思えると、気持ちが楽になったかなと思います。
周りとの差に、焦る気持ちはなくすことは難しいですよね。
でも、いつかできるようになると信じて見守ることがとても大切だと、今は思えます。
「母と離れられる時期はくるから安心して」
ひかとまめは、超が付くほど人見知りで、私以外の人が抱こうものなら火がついたように大泣きしてのけぞります。
肌感覚が敏感だったため、違う感触に反応をしていたためもあると思いますが、もう1秒たりとも外で私と離れることはない子たちでした。
療育園に通い始めて半年が過ぎたころから、母子分離の時間がありました。
お母さんは、「母の部屋」という休憩室でおしゃべりタイム、子どもたちは先生と1対1、もしくは1対2で課題をしたり園庭で遊んだりします。
2人と離れるときに、「母の部屋にいってきます。お外遊びが終わったら会おうね」と3歳の息子たちに声をかけて離れました。
そばにいた先生がすぐに興味をひく課題を出してくれ、何のことやらという初日でしたが、それ以降は離れることがわかり、大泣きが続きました。
心が何度もおれそうになりましたが、「だんだん泣いている時間が短くなってきていますよ」と先生から教えてもらい、「お母さんは必ず戻ってくる」ということがわかるようになってきてからは、涙は流さなくなりました。
離れるときは、どんな小さな子どもでも、黙って行ってしまうのではなく、どこへ行き、いつ戻るのか話しておくと徐々に理解できるのかなと思います。
いつになったら離れられるのか、母は先が見えず、大泣きする我が子が心配になりますが、産まれてくる時期も、お母さんと離れてヨシっと思える時期も、子どもが決めるのかなと、今はそう思えます。
まとめ
母子通園の療育園に1年間通って、はじめはここで本当に過ごしていけるのか、親子共に不安でした。
周りを見れば、優等生が目に入り、我が子ができないことばかり目に入っていました。
母子分離もうまくいかず、泣いて泣いて離れることをもう少し時期をずらしてもとさえ思いましたが、日に日に平気になっていく姿をみて、私も乗り越えようと自分に言い聞かせました。
焦りや、不安、心配になっていることを「失くそう」とするのではなく、それを先生や相談でき打ち明けてしまう方が、自分が楽だったかなと思います。
「大丈夫」だと思えるように、ほんの小さなことでも聞いてもられるだけで安心できるのかなと思います。
こんなサービスがあります。
困りごとを分け合いっこしてみませんか?
子供の思いがけないケガ|4つの対策法を知り予防をしよう
私は資格のキャリカレで、「乳幼児救急救命支援員」の講座を受講しています。
子どもって、大人が想像できないような行動をとることってありますよね?
ここでは、「乳幼児救急救命支援員」で学んでいる「子どもの思いがけないけが」について事例をあげながら4つの対策法についてです。
乳幼児救急救命支援員とは?
・子どものケガを未然に防ぐ知識を学ぶ
・子どものケガや病気に対して緊急かどうか判断できる能力をつける
・子どもが緊急時、救急隊員がくるまでの一時救命処置を学ぶ
乳幼児救急救命支援員資格取得講座|通信教育講座・資格のキャリカレ
もしものための知識と技術を身に着けたいと思い、仕事中児童さんが突然倒れてしまったら、家で我が子が大きなケガをしたら。
きっと慌てると思いますが、知っておくことで、何かに役立てたらと思います。
歯磨きでハッとしたこと
今でも毎日寝る前の仕上げ磨きは子どもたち3人ともしています。
事件が起こったのは1週間ほど前でした。
子どもたちが順番に私の膝まくらに寝ころび、仕上げが終わった子からうがいにいきます。
そのときに、双子次男まめが口に歯ブラシをくわえたまま、うがいにいきました。(小5娘がその姿を見ていました)
それを次の子の仕上げをしていた私は見ておらず、「バタン」という転んだ音が。
幸い歯ブラシはまめの前方に転がっており、喉に突くことはありませんでした。
4つの対策
・小さい子どもや小学生も、子どもが何かくわえたまま歩いたり走ったりしていないか注意してみる
・フローリングや床におもちゃなど置いたままにしていないか
・スリッパや靴下は滑りやすいので、裸足か滑り止め付きの靴下を履く
・子どもに、何かをくわえたまま歩くことで起きる危険について話しておく
もう小学生だから大丈夫と、目や手を離しがちになっていました。
安全な環境設定と、行動を注意してみていく大切さを改めて感じました。
そこで、小さなお子さんが安全に使える歯ブラシを調べてみました。 喉突き防止機能がついているものが安心ですね。
こちらの歯ブラシは、もし転んだり、奥に入れすぎてしまったりしても、歯ブラシが曲がる構造になっています。
まとめ
子どもの思いがけないけが、本当にハッとすることが生活の中であちこちにあります。
小学生になってもこちらが想像がつかない行動をとることがあるので、気を付けてみていきたいと思います。
安全な機能付きの歯ブラシも、大人がしっかりみていても、100%ケガを防ぐことは不可能ですが、予防法を知っておき、もしケガをしたときに、どんな対処をしたらよいのか、これから学んで発信していきたいと思います。
子どもの忘れ物を届ける?「ダメだ!」とわかっていても動いてしまう自分に反省
子どもが忘れ物をしたとき、あなたはそれを学校に届けますか?
我が子が忘れ物をして困るだろう、そんな姿を想像したら仕事もてにつかなくなりそう。
こんな思いが子どもの成長にどのような影響を与えてしまうのか、そしてダメ親にならないために今後の対策についてです。
自分のモヤモヤ解消のために
私は毎日、自閉症の息子に登校付き添いをしています。
姉のtukiも同じ班で、一緒に歩いて登校しています。
その道中でtukiが私に
「お母さん、リコーダーと音楽ファイルを忘れちゃった。届けてもらえる?」
私は、昨晩明日の準備をしていたtukiが途中で準備をやめたことに、夫が
「あれ?準備もう終わったの?」
と聞いたところ、
「まだだけど、明日の朝続きやる」
と話していたところを見ていました。
これは、自分の甘さが原因でそうなった結果だと思い、
「届けに行けない」
と答えました。
そのあとtukiは何も言わず下を向いて歩いています。
私の心は揺れました。
音楽はtukiが大好きな教科、そして何よりリコーダーが大好き。
昨日準備を明日の朝にすると言ったのは、病み上がりで鼻水が出ていて
早く寝たかったのかもしれない。
確かに朝、準備をしたときに、しっかり連絡帳を確認していないtukiが悪い。
でも、音楽の時間、貸し借りなんてできないリコーダーを、なしで授業に参加している娘を想像したら、ダメ親の私はかわいそうで仕方ありませんでした。
「下を向いた娘の顔が忘れられない」、「今日1日、仕事が手につかない状態になりそうだ」、という理由で結局、私は仕事前に学校に行き、リコーダーと音楽ファイルを届けました。
不正解とわかっていながら
頭ではわかっています。
こんなことをしては子どものためにならないことを。
先回りしてすべてをお膳立てしてしまう親に育てられた子どもは、自分からは何もしなくても「なんとかなってしまう」人生を歩むことになります。
(中略)
多様化・複雑化し、正解が一つとは限らないかもしれない不安定で不確実なこれからの社会において、自分で考え、答えを導き出し、納得して行動した経験は、問題にぶつかったときにどのように解決すればよいかを思考するベースにもなります。
子どものためによかれと思ってやっていることが、子どもが考えて行動する力を養う妨げになっているのは、何とも皮肉なことではないでしょうか。
引用:忘れ物を届けることが子どもの考える力を奪う。普段の会話でできる思考力の育て方|ベネッセ教育情報サイト
一文一文が胸に刺さっております。
よかれと思ってやっていることが、妨げになっている。
忘れ物をしたら大好きなリコーダーが吹けなくなることを身をもって経験させなければいけないのです。
普段、忘れ物が多い子ではなく、自分のことも周りのこともよく見ていますが、人間、うっかりなんてこと、誰にでもありますね。
そこで経験するうっかりを、今後どのように生かすか、そこが大事なんですよね。
ここまでわかっていたら届けなければ良いのですが。
ダメ親な自分に反省しています。
忘れ物をしないための2つの対策
小5の娘は毎日、自分で連絡帳を見て必要な物をランドセルに入れています。
そこで、親が介入してチェックはしていません。
そのため、普段から持ち物に対して2つの対策をしています。
・教科書やノート以外の特別な持ち物は声に出して、準備のときに言うようにする
・玄関にある鏡チェックをして、持ち物に不備がないか確認する
「お母さん、明日絵の具がいるよ」
自分で声に出すことによって、認識力upすることができるかなと思います。
鏡で自分の姿を見ることによって、ランドセル忘れ(漫画のようですね)も防げますね。
まとめ
子どものうっかり忘れ物をしたときに、届けることによって、子どもの考える力を摘み取ってしますことがあります。
頭ではいけないとわかっていても、どうしても親心が先走ってしまいました。
忘れ物をしないための対策を娘ともう一度確認し、再度こういったことがないようにしていきたいと思います。
やってしまった!子育ては反省の繰り返し|先回りママ卒業宣言!
先回り癖が出てしまいました。
気を付けているつもりなのに、ついつい先回りして、娘が傷つかないように声をかけてしまった登校前の話です。
子育ては、子どもに気づかされることがいっぱいですね。
HSCの娘を育てていて
10歳小5になったtukiは、変わらず繊細さをかなり持ち合わせており、夜は怖さで溢れる気持ちをどうにか落ち着かせようと必死です。
そんなtukiが先日、友達と外で幅跳び遊びをしていたようで、その日の夜から太ももが痛いと、歩き方もぎこちなく、痛そうにしていました。
そこで、筋肉痛の痛みを緩和する塗り薬を塗ったり、マッサージをしたりして、過ごしていました。
しかし痛みは治まらず、翌日の朝学校に行く前に、
私 「湿布を貼っていく?」と声をかけると、
tuki 「うん」と自分で湿布を貼っていました。
両足に1枚ずつとイメージをしていましたが、貼り終えた娘の足には、2枚ずつ貼られており、ここで何か言ってはまた気持ちが乱れると思い、何もいいませんでした。
先走り癖が発動
何でもそうですが、本人が発信するにおいの元って自分では気にならなくても、周りは
気になることってありませんか?
私は、湿布のにおいはイヤではありませんが、枚数が多いせいか、かなり湿布のにおいがして、ついつい言ってしまいました。
私 「もし、周りの子が何のにおい?とか、どうして湿布貼ってるの?って聞いてくれたら、筋肉痛がひどくてって説明するんだよ。」
tuki 「お母さん、そんなこと聞いてくる子いないよ!大丈夫だって!」
はい、その通りです。
また、何かそのことが原因で、しかも私が提案したことでしたし、言われて傷つかないようにと思って口から出てしまいました。
まとめ
先回りして傷つかないように。
もう小さい子どもではないですし、自分できっと伝えられるってわかっていますが、夜の怖さ+傷付いた出来事で、寝られなくなってしまうのではと、tukiの一言で、杞憂に終わった出来事でした。
「これからは、子ども発信の言葉を受け止めることに専念するようにし、余計な心配は胸にしまって、先回りをしないことを誓います!」
さて、できるでしょうか…。
~おすすめ本~
5人の敏感っ子を育てるお母さんが書かれたこちらの著書は、敏感なお子さんのためだけでなく、子育て全般に言えることが盛りだくさんで、子どもと同じ目線に立ったお考えに共感の嵐です。
子供の疑問に答える|「なぜ?」を伸ばすおすすめサイトと本
お子さんが「これ何?」「なんでこうなってるの?」と疑問に思ったことをお家の方に聞くことってあるかなと思いますがいかがですか?
娘のtukiは、小さいころから「なんで?」「どうして?」と聞くことがよくある子です。
ここでは、子どもの疑問に対する親の接し方について、おすすめサイトと本の紹介です。
インターネットの活用
今は携帯でもパソコンでも、インターネットを使えばなんでも答えが出てきます。
私は食事中やお風呂の時間、寝る前以外は、「なんで?」が始まったらすぐに一緒に調べることにしています。
私も知りたいと思いますし、tukiの質問にすぐに答えられる頭脳を持っていないため、携帯で2人で検索をしています。
たとえば、2人で新学期の準備品をショッピングモールに買いに行ったときに、
・「エスカレーターはどうやって動いているの?」
すぐに近くにあった椅子に座り携帯で調べました。
エスカレーターは、たくさんの
踏 み段 がチェーンでつながって、上下二 つの歯車 にかみ合 わさって、モーターの力 でぐるぐる回 って動 いています。自分 が乗 っている踏 み段 の下 では、逆方向 に踏 み段 が動 いています。
詳しくは上記リンクにとんでお読みください。
他にも、チャレンジタッチの付録の地球儀を見て、
・「どうして地球儀は傾いているの?」
夜ごはんの支度の手をとめて、私もなぜか知りたくて2人で携帯で調べました。
こちらの答えは、
地球儀と地球のおはなしのサイトの方がわかりやすいです。
ご興味がある方はぜひ!
子どもの疑問に答えてもらえるおすすめサイト
頭の中にたくさんの疑問が浮かぶお子さんにぜひ見ていただきたいサイトがあります。
・人間の先祖は何だったのか?
・雪男はほんとうにいるの?
・漢字はどれくらいある?
・お湯が沸くとどうして泡が出るの?
大人も知らない?!こんな疑問に答えてくれます↓
子どもの「自力」を育てる
私もtukiと同じで、本を読んでいて読み方や意味がわからない漢字が出てくるとすぐに調べたくなります。
可能な限り、その疑問に思った瞬間に答えがわかるように一緒に調べて解決をするようにしています。
この方法を学んだ本がこちらです。
「自力のつく子育て術」という言葉に惹かれて読みました。
シンシアママの適格な声かけや、いじめを乗り越える方法、ゲーム化でやる気アップなど、どの章も漫画でわかりやすく軽快に書かれており読みやすいです。
子育ては、「期間限定プロジェクト」という言葉も私はかなり刺さり、本当にあっという間に成長していく我が子に、親として自分が何ができるかを考えていくことに感銘を受けました。
まとめ
子どもが自分で調べたり、親御さんも一緒になって不思議に思うことを検索したりして、親子で解決策を知ることも、子育てにとって大事なことだなと思います。
お子さんの「なぜ」の芽を一緒に育てていきませんか?